日々撮り散らかし。

日々撮り散らかし、日々更新し散らかします。使用カメラはPENTAX K-1。写真は雑食、スナップ・風景・ポートレート等まさに撮り散らかし。

退廃

蛇口。

蛇口の質感、サビ感、ディティールが醸し出すオールド感と、 光の挿し方が◎。 ただきっと使い勝手はあまり良くない。 壁が都度濡れそう。

未来。

先週のブログのコメント欄で青空百景さんが書き込んでくれたコメントに対し、現存家屋の40年後ってどうなっているのかなんて勝手に想像してたんだけど、この写真を見て腹落ちした。 ちょっと大げさかもしれないけど、所有者を無くした建物が散在するような時…

全壊。

これは今年の1月の写真。 敷地を覗いただけなんだけど、明らかに壊滅的な区画があった。 使われている場所なのかどうかも分からないけど、歩いただけで底が抜けそうだ。 建築基準でいうとこれは全壊に値するレベルだと思う。 誰のどういった敷地なのかちょっ…

高架下のテレビ。

まるでテレビボードに配置されているかのような壊れたテレビ。 フレームだけになってしまったこれは、すでに映すという役目を終えながらも、なぜそうなったのかまだまだ見る人を楽しませてくれている。(そんな風に思うのは俺だけか)

遊郭跡地。

埼玉県の小江戸と呼ばれる人気観光エリアがある川越市に かつて遊郭街だったエリアが存在する。 ディープスポットが好きな知人に誘われて、久しぶりに出かけてきた。 詳しい歴史的背景とかは全然わからないんだけど、建物の装飾からして大正時代の建造物だろ…

跡地。

先日のブログで書いた赤線地帯跡地。 年数でいうと16年くらいは経っているのに、まだそのままの建物も結構あるんだよね。 全部取り壊して、何か建てたら賑わいそうなもんだけど、普通にまだあるっていうことは権利自体はそのままで、多少なりと抵抗とかして…

わびさび。

わびさびの「さび」は錆から来ているものではないが、その錆に美しさを見出しているのならわびとなり、わびさびという言葉は成立するのだろうか。 日本人特有の感性でありながら、うまく言葉に表せられない言葉。

2014.07 PENTAX K-3 撮り散らかし〈アンティークカフェロード再び〉。

前回紹介したカフェ、再スナップ。 この頃通ってたんだよね。 家から200kmの距離にあるカフェに通うって今考えたら凄い。

2013.11 PENTAX K-5 『廃車』。

群馬を走っていたら落ちていた廃車。 こういった自然に侵食された感じは大好物なので舐め回すように撮っておいた。 自然のアートだ。

2013.10 PENTAX K-5 『廃屋』。

ここしばらく続けている過去写真の掘り出し作業は、ほぼ最近現像したもので、初めてひと目に触れるものが多い。要するにそんなにも現像をサボっていいたのだ。7年も未着手とか我ながら呆れる。 今はそんな愚行を見直すいい機会なのかもって思った。 写真は7…

廃屋と湯呑。

朽ちた閉鎖空間の中でも湯呑があると急に生活感がでる。 それによって湧き出る感情はおそらく受け手によって様々で、 うちのおとんは湯呑を多用していたので湯呑に対する距離は近い。 でも実家ではなく現状湯呑を使っている家庭ってどれくらいいるんだろう。…

営業中。

休業した店内に虚しく立てかけられた営業中の看板。 朽ちただけでこんなにも乱れるものなのか。

森の中の廃バス。

まだまだ北海道帰省の話。 屈斜路湖周辺を探索中、森の中に廃バスを見つけた。 赤く染まりかけた葉の中に、置き去りにされたバスに哀愁を感じつつ、 少しだけ乗車し、思い出を共有してみた。 ホテルのバスということで、ここに乗ってた人はさぞ楽しかったん…

偶然のバランス。

ふとした時に絶妙なバランスで置かれた人工物を発見することがある。 おそらく意図されていないそれは、次出会った時にそのバランスを保っているかも分からなければ、そのもの自体も存在しているかも定かではない。 まさしくそれはその瞬間を切り取るという…

青空が恋しくなった。

梅雨入り前半はわりと晴れ間も多くあって、梅雨なんてなんてことないと思っていた。 ただここ連日ずっと雨が続いている。 写真が撮りたいとかそういう話ではない。 洗濯物が乾かないのだ。

旧五反田學校。

群馬県は中之条町にある廃校の一つ、旧五反田學校。 なんとなく立ちよってはみたものの開いてなかった。 まぁ、別にいいんだけど。 ていうことで、窓越しに何枚か撮ってみた。 古いながらも放置されているという感じでもなく、どうやら町指定の重要文化財に…

展開図。

川崎のとある場所に、上空からみたら八角形のバラック長屋が存在する。 亀甲マーケットというらしく気になったので行ってきた。 マーケットとはいえ、とてもマーケットとは言えないような入り口がこちらの写真だ。 ほんのりやっている店もあるっぽいけど、大…

北の大地のドイツ、グリュック王国に行ってきた。【その4 (景趣回想)】

窓から外を眺めると、北の地らしいコントラストのある空に、重厚さ際立つ建物が目に入り、まるで異国にいるかの様な錯覚をおこす。 程よい気候が作り出すそよ風が頬を撫で、スピーカーから流れるオーケストラの楽曲はややチープではあるものの、どこかちょっ…

北の大地のドイツ、グリュック王国に行ってきた。【その3 (探索)】

前回の続き。 なんだかんだ奥に行くに連れて異国感が増してきた。 そして突如現れたこの空間。この装飾と朽ち感は芸術だと思った。 以前はここで何かしら盛り上がりを見せていたんだと思うとどこか物悲しい。 イエモンのPV「バラ色の日々」もここで撮影され…

北の大地のドイツ、グリュック王国に行ってきた。【その2 (突入)】

昨日の続き。 侵入方法がしのびないものの、昨日の入り口から入ってみた。 ここからは読んでる人の期待に反しているかもしれない。 のであまり期待しないでね。 自分では勝手に魅惑な世界を想像していたんだけど、あくまでもただの廃墟。 強いていえば、館の…

北の大地のドイツ、グリュック王国に行ってきた。【その1 (到着)】

北海道は帯広の地に、ドイツをモチーフとしたテーマパーク、グリュック王国がある。 北海道の東の地最大のテーマパークであり、小学校の頃、夏休みが終わるとここのお土産なんかを貰ったりした。自分の家は自営業だったこともあってか、そういう場所に無縁で…

幻の橋、タウシュベツ川橋梁に行ってきた。

さんざん焦らしてごめんなさい。 そろそろクレームが来そう、いやむしろさほど気にされてないかもしれないけれど、タウシュベツ川橋梁に行ってきた。 タウシュベツ川橋梁、どこにあるか分かるかな?そう、我が出身地北海道。GWという観光シーズンに北海道に…

アイツの中を登ってみた。

週をまたいでしまったけど前回、前々回のアイツの続き。 一応前置きしておくと、空いていた4階建て(多分)の一棟をただ登っただけなので、さほど面白いものでも無ければ代わり映えもない。とはいえ好物の光と影プラス団地ということで、1枚の絵に対する好…

アイツの裏側に回ってみた。

環状七号線に面したアイツの続き。 こちら建物裏側で多分テナント的な何かの裏口。 と思ったら表口なのかも。洗濯物干しがいい感じ。 奥に進むとこんな感じ。チャリがやらバイクが並んでるけど、おそらくこの建物の人では無いだろう。 更に奥はなぜか団地ら…

環状七号線のアイツ。

東京都及びその近郊に住んでいれば、大体の人が聞いたことがあるであろう環状七号線、通称「環七」。東京都でも最も交通量の多い道路の一つで、大田区を基点に、世田谷・杉並・練馬・北・足立・葛飾・江戸川の区を経由し23区を大きく囲む主要道路だ。 その中…

渡鹿野島に行ってきた。(その4 違和感)

渡鹿野島最終話。 前回の話ではハートの左側を攻めて、再び中心地に戻ってきたところまで。 小さな島とはいえ、建物の密集地は本当一部分で、見て回るのにさほど時間がかからない。 のんびり歩いていたはずなのに、半分を攻めても二時間も経ってない。 場所…

渡鹿野島に行ってきた。(その3 把握)

渡鹿野島三話目。 前回の話では真ん中を思いのままにひたすら突っ切って入り江に着いたとこまで。 その時間と確認した地図(グーグルマップ)を見て、大体の距離感を把握。 ※伊勢志摩観光ナビより参照。 要するに真ん中のくぼみにぶち当たったという事。改め…

渡鹿野島に行ってきた。(その2 さまよう)

渡鹿野島二話目。 なんか少し期待させて申し訳なくも思っている渡鹿野島編。 決して写真映えするような場所には巡り合っていない。 あまり期待せずに読み進めてくださいな。 渡鹿野島という場所は、船着き場から少し入った所にちょっとだけ賑わいを見せる場…

渡鹿野島に行ってきた。(その1 上陸)

もう何日経ったのよって感じなんだけど、三重の旅最大の目的、渡鹿野島の話。 渡鹿野島という島の事を知っている人はどれだけいるだろう? 人口200名ほどのでありながら売春の島と呼ばれ、一昔前、初めてその事実を知った時は勝手ながら浪漫のある島だなぁな…

久しぶりの廃屋。

どうも。こんにちは。 天候が大きく荒れ、選挙の投票率が伸び悩んでいる本日。 珍しく日曜日にブログを更新している俺は、何をしているかというと仕事をしている。 電車が動けているうちは、やれるうちにやっておかねばという状況。 でも昨日は雨の中、廃屋…