前回の続き。
なんだかんだ奥に行くに連れて異国感が増してきた。
そして突如現れたこの空間。この装飾と朽ち感は芸術だと思った。
以前はここで何かしら盛り上がりを見せていたんだと思うとどこか物悲しい。
イエモンのPV「バラ色の日々」もここで撮影されていたようだ。
淡い色の装飾に差し込む光、そんなシチュエーションでいて朽ちているだなんてなんだか凄く儚い。
こちらは逆に太陽光が似合わないバー跡。
テーブルの上は当時のままなのか、それとも誰かが置いたのか。
そこから更に探索を進める。
この館のどこまでが一般共有スペースだったのか分からないが、このあたりは人々が楽しげに行き来していただろうというのは想像出来る。
またどこか幻想的な扉に出くわした。
でもドアの向こうは現実ではないような気がした。
ここもこんなに日当たりがいいのにカビが凄い。
さっきの大広間の2F部分に出た。
遠目で見るとどこか神秘すら感じたこの場所も、部分部分で見ると朽ちっぷりがひどかった。
続く。