当ブログ初のケータイ写メアップという暴挙。四万十川でコーヒーを淹れてのんびり中。
せせらぎと射し込む光が心地よさを膨らます。47都道府県制覇を噛みしめて、これからちょっと気になるマンションに向かおうと思う。
今日帰ります。
今高知にいる。
とりわけここに何かを期待して高知にいるわけでもなく、全国制覇最期の県だったからいるだけだ。当然高知に対して何の知識もない。
実際高知に出向いてみても状況は何も変わらず、なんとなくその場で行きたい場所を決めて足を運ぶ。
今回は空港までは飛行機で来たものの、県内の移動は車という事、都道府県最期の地を嚙みしめようという事で、マエブレンド※を持参し、随所で淹れてのんびりしている。
※ 自分のオリジナルブレンドコーヒー
何を見て何を感じたかはそのうち改めて書くことにするとして、明日で高知最終日。多分もう訪れる事はないと思うので、悔いなく過ごそうと思う。
写真は相変わらず以前撮り散らかしたスナップたち。
よく構図に安定感があると言われる。
良い意味なんだろうけど、自分的には単調でつまらないなと思う時も多々あって。
スナップってどう切り取るかだけの世界なので、そういうのが露骨に出ると思う。
たまにそんなものをぶち壊したくなる。
とはいえ、やっぱり撮り手が同じなのでそんな変化はなかった。
そんな事を書きながら今、桂浜にいます。
表情のない人物写真終わり。
試しに撮ってみたものの表情が写っていない場合の印象というのは、イチ写真としては成立していると思うけど、その絵に対しての印象は撮り手であるゆえによく分からなかった。
もし良かったら感想を聞かせて欲しい。
昨日に続き表情のない人物写真。そして予約投稿だ。
本日限りで今の会社を退職する。
そんな事はこのブログを読んでる人にはどうでも良いことだろうけど、それによって主に仕事中更新していたこのブログにも、おそらく何らかの影響が出ると思う。
なんで仕事を辞めるのか。
仕事中、気楽にブログをかけちゃう様なこのぬるい環境に身を投じ、腑抜けた自分を戒めるためだ。
このアクションが必ずしもいい方向へ向かうとは限らない。
何不自由ない環境を手にし、それなりのお金ももらっていた。
もしかしたら後悔するかもしれない。
だけど何年もこんな環境でいいのかという疑問を思っていた自分への決別だ。
今が終わると思ったやつから明日が変わる。そんな事をMOROHAが言っていた。
夢や希望を語るほど若くはないし、逆境をご馳走だと思えるだけの強さもないが、その環境を楽しめるだけのメンタルは持ち合わせている。
退職を上に伝えてから、引き継ぎ、仕事の整理等で今日を迎えるまでに3カ月以上かかった。かといってこの日が待ち遠しかった訳でもなく、何気なく当たり前の毎日を過ごして、今日が来た。
当然今の職場で出会った仲間やブレーンは大切なものだ。
そういった感慨深いものを引っさげて今日を終わらせる。
勢いでタイ行きのチケットを予約した。
別に観光地を回る気も、写真を目的にしたものでもない。
なんなら何の下調べもなくノープランだ。
まだ実感のない今日までを明日タイの濁った川辺で噛み締めようと思う。
昨日歩いていると電車高架下の壁の壁面に絵が描いてあるのに気がついて、写真を撮ってたんだけど、なんだろう。この人、凄く物悲しく感じる。顔が見えないからだろうか。
写真を撮っていると通行人が混ざり絵とシンクロした。この絵を書いた人はそこまで考えていなかったと思うが、それでもこの絵の人だけはやっぱりどこか寂しげだった。
場所は両国。このためにわざわざ出向くほどでもないと思うけど、気になった人はぜひ。
昨日に引き続き、静岡写真。
富士市内にある比奈という駅だ。
たまたま通りかかり、なかなか雰囲気が良かったのでちょっと立ち寄ってみた。
この駅の何に引かれたかって、まずは小ぶりなサイズ。そして空に栄える赤い屋根。そこに主張のない「比奈駅」という駅名があり、壁面のアイボリーに対し、入り口壁面半分はターコイズブルーで、更には右側に501というアメリカンな扉。
なんて、対して褒める所がなさそうなのでふんだんに良い所を見つけて書き並べてみた。(でも自分の好み的に上記はあながち間違ってない)
駅手前にはこれまたちょっとツボな、シンプル建造物が。
デキ3って文字もなんかいい。
ちなみにこの駅、駅をくぐるとホームがあるわけでもなく、なんか変わった車が置いてある。表面にあった501という所が所有してる車っぽい。
ちょっと調べてみたけど、501というのは鉄道模型店なのだそう。
駅舎内にホビーショップが入っているとか、もの凄くゆるい。それどころかもはやどこがどう駅なのかよく分からない。
そうこうしているとなんとなく賑やかな装いの電車が到着し、一応駅だということを再認識した。
これはちょっと遠目から撮った写真。
VERY GOOD STATIONだった。
今日の写真は以前上げた「モクモク村のけんちゃん」の続編にあたるもの。
要するに7月に撮った写真だ。
元々工場が好きだというのは前回公言した通りなんだけど、別に赤白の煙突に魅せられてこの地を訪れた訳ではなかった。
場所は静岡県富士市。車で東名高速を使うと度々視界に入ってきて気になっていたので行ってみたのだ。この富士市という場所、名前からして富士山が代名詞な街なのかと思いきや、元々は製紙の街として栄えたらしく、それゆえにパルプ工場が多いのだとか。
近年工場夜景がやたらと流行っていたけど、写真の様に日中の工場も十分に見応え十分で、その造形や配色、それに侵食するサビ感なんかは夜景とは違う魅力を感じると個人的には思っている。
そしてこの工場が面白いのは、駅の頭上にそびえていると言うことだ。
老若男女、工場と共に生活しているんだなっていうのは、前回の記事文末につながる所。
ちょっと前置きが長くなったけど、今日の写真テーマは生活の中にある工場。
全国各地の工場地帯を熟知しているわけではないので、工場のイメージが川崎とかだったりするんだけど、工場がこんなに生活に寄り添う街ってなんか不思議だななんて思いながらシャッターを切り続けた。
工場地帯といえば、あまり体によくなさそうだったり、治安が悪かったりというイメージが先行して、ファインダーの中に映るのはグレーだったりするんだけど、この街は嫌な感じもなく、凄くのどかに感じたのはこの日の天候によるものだったのだろうか。
こういう自分の日常にないちょっとした違和感がなんか好きだ。
まだ暖かさが心地よかったとある日の夕方、
自分の目の前を散歩していた二匹の犬がすれ違う。
じゃれ合うのかと思いきや、一方は心ここにあらずだ。
最後はなんとなく心を許し、自分も含めた全員がそれぞれの方向へと散った。
そんな一期一会のワンシーン。