グリュック王国の最中だったんだけど、まだ現像が途中で、半端にアップするのもなーなんていう思いから、急遽引っ張り出したのは去年のGWの写真。
場所は滋賀県にあるその辺の畑。
そう。今更だけど去年琵琶湖行ってたんです。
そっちの現像もそういえばそっちのけ。
そんな散らかしブログです。。
前回の続き。
なんだかんだ奥に行くに連れて異国感が増してきた。
そして突如現れたこの空間。この装飾と朽ち感は芸術だと思った。
以前はここで何かしら盛り上がりを見せていたんだと思うとどこか物悲しい。
イエモンのPV「バラ色の日々」もここで撮影されていたようだ。
淡い色の装飾に差し込む光、そんなシチュエーションでいて朽ちているだなんてなんだか凄く儚い。
こちらは逆に太陽光が似合わないバー跡。
テーブルの上は当時のままなのか、それとも誰かが置いたのか。
そこから更に探索を進める。
この館のどこまでが一般共有スペースだったのか分からないが、このあたりは人々が楽しげに行き来していただろうというのは想像出来る。
またどこか幻想的な扉に出くわした。
でもドアの向こうは現実ではないような気がした。
ここもこんなに日当たりがいいのにカビが凄い。
さっきの大広間の2F部分に出た。
遠目で見るとどこか神秘すら感じたこの場所も、部分部分で見ると朽ちっぷりがひどかった。
続く。
昨日の続き。
侵入方法がしのびないものの、昨日の入り口から入ってみた。
ここからは読んでる人の期待に反しているかもしれない。
のであまり期待しないでね。
自分では勝手に魅惑な世界を想像していたんだけど、あくまでもただの廃墟。
強いていえば、館の規模が過去最大というくらい。
辺りにはひどいカビのニオイが充満し、そこかしこから水のしたたる音が響き渡り、静けさが相まって非常に不気味だ。こうやってみるとドイツ感も何もない。
分かりやすくガラスは割られ、白壁はどこもカビに包まれ、模様と化し、
場所によっては荒れすぎてて西洋感は皆無だ。
自分的に強くオススメ出来てないのはその西洋館の無さなのかもしれない。
ただの廃墟としては本当最大規模。でもここは北海道のドイツ、グリュック王国なのだから。
とは言え当然、根底が変わっているわけではない。
あくまでもベースにはドイツがある。
要するにドイツ的廃墟の素材はそれなりに落ちていて、後はどう見せるかって所。
当サイトでは時間軸的に、撮った写真をわりとありのままに載せている。
続く。
北海道は帯広の地に、ドイツをモチーフとしたテーマパーク、グリュック王国がある。
北海道の東の地最大のテーマパークであり、小学校の頃、夏休みが終わるとここのお土産なんかを貰ったりした。自分の家は自営業だったこともあってか、そういう場所に無縁であり、もらったお土産を眺めてはグリュック王国とはどんなところなんだろうと想像したものだ。
そんなグリュック王国も2000年を待たずとして閉園。
結局のところ一度も行くことが叶わず、静かに幕を閉じていた。
今回は日々撮り散らかし史上最も険しき廃墟、グリュック王国へ行ってきた。
実は今回北海道へ行った最大の理由がここだ。
まずここはとにかく規模がデカイ。
そしてかなり本格的な建造物で、ドイツを模範とした再現性も結構なものだったと思う。
それは北海道特有の広大な畑の向こうに建っていた。
周りには多くの木が茂り、ここからだと全貌がはっきり分からない。
という事で早速回り込む。
辺り一面は不気味なほど植物に覆われていて、それが一層不気味さを演出させる。
時期はGWということもあってか、ここの静けさは一層際立っていた。
当時を知らないけれど、当時賑わってたという面影を微塵とも感じさせない。
ドイツの街にみられるマルクト広場を再現した町並みもこの通り。
この石造りの建物はどこもしっかりと鎖され、中が気になるも入り方が分からない。
と思ったらここにあった。
この椅子を使ってお入りくださいと言わんばかりに。
続く。
今日は昼過ぎから職場を離れてたので更新が遅くなった。
ほぼ職場更新なので 笑
そして北海道の話は一休み。
というのも現像がまだ出来てなくて。
北海道編もう少し続きます。
今日の写真は、突如現れた両足の靴。
えって思って下をのぞいたけど何もなくて。
通路側に靴の修理屋さんがあって納得した。
そんなどうでもいい夕方の一枚。
北海道という場所は観光地は然ることながら、ひいき目なしに、その辺を切り取っても十分に絵になると思う。今日はそんな道中なんとなく撮った散らかしフォト。
最近重めの写真が多かったのでちょっと明るめなこちらは、なんなら移動中の車内からパシャッとした1枚。
これはさすがに降りて撮った。時間が無かったので、これに費やした時間30秒未満。
ただの畑を撮ったってこの通り。
ここからは暗めの写真。例のタウシュベツ川橋梁の後。
仕方ないよね。日が落ちてきた。
水たまり撮ってもなんかそれっぽいし。
鉄塔撮ってもそれっぽいし。
なんかよく分からない日没を撮ったってそれっぽい。
おかしな大破を遂げたワゴン車が落ちていた。
残っていたのはフレームだけだった。
おまけ。
知ってるかな?やきそば弁当。
ジャンクフードをこよなく愛する俺が誇る、北海道のソウルフードだ。
北海道民は当たり前に食べているこれは、一歩外に出るとありつくことが出来ない。
そういうご当地物って結構あると思うけど、こいつはその中でもキングオブご当地フード。
お湯を注ぐまでの工程はカップやきそばと同じなんだけど、その注ぎ湯を捨てるではなく、そいつでスープを作っちゃおうという画期的なコイツは俺が生まれる前から存在しているというロングセラーモノ。
帰る度に買って帰るんだけど、今調べてみたらAmazonでも売ってるね。
一個単価187円とやや割高ではあるけれど、今度買ってみようかな。
そういえばふと思い出したけど、このブログを始めてから2年が経った。
正確には2年と一週間以上経っているけど。
昨日アップしたタウシュベツ川橋梁もそれなりに反響があって嬉しかったし、最近はどういうわけかアクセス数もそれなりに伸びているのでありがたい。
他の人のアクセス数ってどんなものなのか分からないけど、我が散らかしブログは解析を見る限り、4月24日以降は一度も500を下回っていないし、ここ半月は700を超えている。だからなんだって感じだけど、アウトプットしているとやっぱり反響こそ全てなので素直に嬉しい。
今日の写真は、昨日の関連の廃線跡地。
廃線になるとレールは鉄として値が付くので大方撤去してるのだとか。
少し歩くと当時の駅のホームだけが残っている。
ほろかと書いた看板はレプリカらしいが、先日の強風か何かで現在ぶっ壊れ中。
まぁ、これはこれで貴重なのではないだろうか。
・
北海道編はもう少し続くけど、それ以外のいつものダラダラとした散らかしフォトも、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
さんざん焦らしてごめんなさい。
そろそろクレームが来そう、いやむしろさほど気にされてないかもしれないけれど、タウシュベツ川橋梁に行ってきた。
タウシュベツ川橋梁、どこにあるか分かるかな?そう、我が出身地北海道。GWという観光シーズンに北海道に帰るのは初めて。
昨日の写真見てもらうと分かるけど、北海道って一言で言っても、表情は実にさまざま。のどかな場所から、歓楽街から、昨日のような日本からかけ離れた様な場所まで。改めて帰ってみて、北海道って壮大だなって思った。昨日の写真だってただのその辺の道だもの。
たどり着いたその先は。(Pentax FA 28-80mm F3.5-5.6) - 日々撮り散らかし。
さて、タウシュベツ川橋梁とは?っていう知らない方に軽く説明すると、
昭和14年に川に国鉄士幌線用にかけられた橋なんだけど、昭和30年、その場所に発電用ダム湖(糠平湖)が建設され、橋梁周辺は湖底に沈むことになる(元々の士幌線は違う場所に移動するも昭和62年廃線)。
糠平湖は発電用人造湖なので、季節や使用電力により水位が変化。
それにより水が雪となっている冬から、それらが溶けて流れ出す5月の中旬くらいまでしか姿を現さない幻の橋と呼ばれている。
この橋までの道は、上記写真のように水位が上がっている時に流れ出た流木が散乱し、床はぬかるみとても歩きにくい。かつ、今は途中までも車では行くことが出来ないので、林道を4km近く歩くことになる。そしてこの辺りは熊の生息地域なので、ツアーでいくことをおすすめする。ちなみにこの林道は人が歩くために拓かれている訳ではなく士幌線跡地だ。
上に書いた林道を抜けると水が貯まる前の糠平湖にたどり着く。
写真では分かりづらいかもしれないが、湖底には60年前の切り株がそのまま点在。毎年水が貯まる関係で、腐らずその時の状態のままなのだそうだ。
で、肝心のその橋はと言うとこちら。
もちろんこの橋の存在を知っていたからこそ見に行ったんだけど、想像していたより大きく、圧巻だった。
さっきの林道(旧線路)を抜けるとこんな感じで向こう岸までの橋を見渡せる。
自分のレンズPentax FA 28-80mm F3.5-5.6で全貌を入れるには結構離れる必要があった。なんとなく人が写っているのが分かるだろうか。これで橋の大きさを比較してほしい。
実はこの橋、歴史的貴重なものでありながら、所有地にあるため遺産登録がされておらず、一切の修復処置がされていない。毎年湖に沈むために損傷は激しく、かつ以前起きた十勝沖地震の影響等もあり、在るがままに朽ちゆく姿を見守るしかないという状況で、現存の姿を見れるのは今年までではないかと言われている。
特に橋の中央部分の損傷箇所が激しく、手で触っただけでもボロボロと※崩れる。
※ガイドの許可を得て
ただ散りゆく様を見守るだけという幻の橋、タウシュベツ川橋梁。
その大きさもほころび方も実に浪漫がある。
最後かもしれない現存の姿、見に行けてよかった。
ちなみにこの橋を含め、旧士幌線の残骸を旧国鉄士幌線アーチ橋梁群といい、この橋以外は登録有形文化財となっている。(下記写真)
もしタウシュベツ川橋梁が崩れたとしても、その姿も美しいかもしれないし、それ以外のアーチ橋も見応え充分、かつ国道沿いにあって上の写真の様なものは簡単に見れるので、気になる人は行ってみてもいいと思う。
ゴールデンウィークに行ってきた前回の続き。
飛行機でたどり着いたこの場所がどこだか分かるだろうか。
ちなみにこれらの写真、ヤフオクで千円ちょっとで買った
Pentax FA 28-80mm F3.5-5.6レンズ。
自分の持ってる中で最も広角なのがこれしかなかったので持ち出した。
中古のため上記リンク先では売り切れているが、ヤフオクならポロポロと出品されている。オークションなので最安で購入できてラッキーくらいに思われそうだが、実はこのレンズ、他の出品を見る限り元々の価値もそんな程度だ。
写真ってカメラよりレンズが大事みたいに言うけれど、こんな価値のないレンズでもそれなりに撮れるよなーなんて思ってたりする。
Pentax FA 28-80mm F3.5-5.6が実は優秀なだけなのか、
もしかしたら俺が良いレンズを見いだす域に達してないだけなのかもしれないけど。
続く。
5月3日、ややぐずついた空の中、飛行機で飛び立った。
機内では自分でひとり歩き出来ないおばあちゃんを、客室乗務員がしっかりと両手をひいて歩いていた。その中で突如エアポケット。座っているだけでもキモを冷やすような直下が起き、おばあちゃんを抱えた客室乗務員は崩れ落ちた。
そんなちょっとした恐怖がありつつも、雲にかかる虹を上から見下ろし目的地にたどり着いた。
やれ有精卵だやれ地鶏だなんて、実際何も言わず調理されて食卓に並んだ時、気づく人はどれだけいるのだろうか。
少なくとも俺は気づかない部類だと思う。決して味音痴だとは思っていないが。
でもたまごの味を感じるにはゆで卵が分かりやすいのだとか。
という事で、卵を茹でて比べてみたんだ。
食べ比べたのは上から順番に
言わずと知れた鳥の最高峰。
・近所のスーパー産
いつも常用してるスーパーの卵。
・アロウカナ
幸せの青い卵と言われてるとか。
・チャボ
ちょっと小ぶりで免疫力上昇効果があるらしい。
の4種類。
どれも半分に割り、少量の塩を振って食べ比べてみた。
いきなり結果からお伝えするとどれも大きな差を感じられず、
なんなら特に感動もなく途中で飽きた。
よってランキングをつけるならコスパ的にも、
常用してるスーパーの卵が優秀なんだなって思えた。
今後どんなに優秀な卵を手に入れようと、もうやらないだろう。
ちなみに昨日コンビニで八宝菜を食べた。
一番うまい卵はうずらだなって思った。
昨日の浅草のあと、バスに乗ってスカイツリーを見に行ってきた。
まるで観光客の様な流れだけど、自分の住む町を観光するっていうのは悪いもんじゃない。
こういう写真を撮ると、彩度パッキリと絵葉書の様な絵にしがちだけど、その時感じたありのままに、空気感を優先した。
少しずつ落ちていく陽と色づいていく空。
辺りの街頭が灯り始めたのを確認してその場を後にした。
ゴールデンウィーク、東京都は台東区浅草にある花やしきに行ってきた。
国産初、現存日本最古のローラーコースターがあり、最初の開園は1853年だ。
遊園地といえば花やしきだよね!なんて今の時代にそんな事を言う人はいないだろう。
遊園地大好きぃなんていう若者ですら都内のこの遊園地の存在は思い出しもしない。
そんな浅草花やしきのなんとも哀愁漂う佇まいが好きだ。
まず浅草花やしき入り口の通りにはウインズがあり、その光景はまるでドヤ街。そんな場所にある遊園地なのだ。
花やしきといえばローラーコースターとならんでこのスペースショットが有名だと思う。花やしきに入らずともこれは見えるからだ。ただここの遊園地の絶叫系は怖い。古いから。コースターは最古の名に恥じぬキシミ音がすごい。そして実は乗る場所によって命運を分ける。写真でいうと今見えていない側の人達の場所がベストで、そこからはスカイツリーや浅草寺をいつもより高い場所から見下ろす事が出来るのだが、写真左の人たちから見える景色はただの汚い目の前にあるラブホテルだけだ。
これは横の建物屋上から見た写真。このように花やしきは浅草の街の中にぎっしりと押し込まれている。そして分かるだろうか。気のせいかもしれないがスペースショットが若干右に傾いているように見える。そのうち倒れるんじゃないかって思ってる。
花やしきはいつも閑散としているイメージだったが、ゴールデンウィークとあってこの日は人が多かった。
本当は哀愁漂う花やしきが撮りたかった。そこそこの人数で訪れたこともあってじっくり写真も撮らなかったので近いうちにリベンジし、続花やしきとしてここに綴ろうと思う。