ゴールデンウィーク、東京都は台東区浅草にある花やしきに行ってきた。
国産初、現存日本最古のローラーコースターがあり、最初の開園は1853年だ。
遊園地といえば花やしきだよね!なんて今の時代にそんな事を言う人はいないだろう。
遊園地大好きぃなんていう若者ですら都内のこの遊園地の存在は思い出しもしない。
そんな浅草花やしきのなんとも哀愁漂う佇まいが好きだ。
まず浅草花やしき入り口の通りにはウインズがあり、その光景はまるでドヤ街。そんな場所にある遊園地なのだ。
花やしきといえばローラーコースターとならんでこのスペースショットが有名だと思う。花やしきに入らずともこれは見えるからだ。ただここの遊園地の絶叫系は怖い。古いから。コースターは最古の名に恥じぬキシミ音がすごい。そして実は乗る場所によって命運を分ける。写真でいうと今見えていない側の人達の場所がベストで、そこからはスカイツリーや浅草寺をいつもより高い場所から見下ろす事が出来るのだが、写真左の人たちから見える景色はただの汚い目の前にあるラブホテルだけだ。
これは横の建物屋上から見た写真。このように花やしきは浅草の街の中にぎっしりと押し込まれている。そして分かるだろうか。気のせいかもしれないがスペースショットが若干右に傾いているように見える。そのうち倒れるんじゃないかって思ってる。
花やしきはいつも閑散としているイメージだったが、ゴールデンウィークとあってこの日は人が多かった。
本当は哀愁漂う花やしきが撮りたかった。そこそこの人数で訪れたこともあってじっくり写真も撮らなかったので近いうちにリベンジし、続花やしきとしてここに綴ろうと思う。