昨日の仕事帰りに撮ったこの写真は、我が町駅前渾身のクリスマス表現だ。
明らかに主役であろう雪だるまは、この空間の中でほかの装飾に比べ光が弱く、とはいえその他がにぎやかかと言われたらそうでもなく、駅前でありながらこの写っているもので全てという力作の空間。
今の街に住んで少し前でちょうど一年経ったため、この景色を見るのは二度目で、都心から引っ越してすぐの時は、それまで住んでいた環境と比べ、地味さとチープ具合に逆に心が踊ったものだ。
いや、正直いうと写真に撮ってしまうくらいだし、今でも心が踊ってて、バランスも何も考えてない、置いてみました的設置感にちょっと愛らしさすら感じている。
俺がシャッターを切っている間、同じように心踊っている者の姿は皆無で、写メどころか振り向かれてすらいなかったのもなんかいい。
そんな我が街が好きだ。