団地とマンションの違いについて調べてみた人はいるだろうか。
「大規模な土地に計画的に集めて建築された建物群のある地区」の事を団地と指す。
なので計画的に工場などが集められた地区を工業団地と呼ぶ。
とはいえ一般的に団地というと住宅団地の事を指していて、国土交通省のサイトでは、「一体的に利用される土地及び当該土地に存する数棟の住居の用に供する建物」と記されていて、要するに大きな土地に計画的に集めた複数の住宅地だ。
そうすると複数のマンションが計画的に集まって建てられている場合はどうなの？ってなるからややこしいんだけど、定義的にはそのマンションも団地であるとも言える。
実はそれぞれの呼称に法的な定義はなく、一般的な団地でも住宅情報サイトではマンションって区分されたりもするらしい。
なんか前置きが長くなってしまったが、今日の写真は新ゆりグリーンタウン。
川崎にある大規模マンション街だ。
なぜ街が付くかというと、ここは6つの街区によって構成されているからで、総戸数は約2400、その中で6000〜9000人が住んでいる。
ただこれはもう完全に大きな土地に計画的に集めた複数の住宅地そのものであり、マンションといいながらも団地なんじゃないかとも思う。
そしてこの写真はその6つの街区の中の一つ、ポプラ街区の商店街で、もうどうみても俺が知っている団地そのものだ。
結局、定義なんてそんなもので呼んだもん勝ちみたいな所があるんだけど、ただ俺には団地にしか見えなくて、要するに団地かどうかはワクワクする昭和の香りがしてるかどうかという、主観に委ねられると俺は思っている。
