昨日の話だけど、ちょっと用事があって前の職場の方に出向いた。
場所は表参道。
表参道自体行くことはたまにあっても、前職場の付近を歩くのはかれこれ1年半ぶりだろうか。
そこで8年働いていたので、色々感慨深いものもある。
変わったところ変わってない所なんかを確認しながら歩いてた。
そして何より気になっていたのは団地のことだ。
都営青山北町アパートというのが前職場の近くにあって、
そのことについては何度かここでも触れていたりする。
実はこの団地、2年前に道路を挟んで半分が取り壊され、その過程を仕事の休み時間とかに追ってたりしたんだけど(上のフォトドキュメンタリーにも記載)、もう半分にはまだ住居者が残っていたんだ。とはいえ退去は時間の問題だったんだけど、それ以上大きな変化もないうちに転職し、ご無沙汰になっていた。
そしてせっかく近くまで来てたのでどうなってるか立ち寄ってみたんだけど、まさに今取り壊しが始まろうとしているところだった。
いつの間にか全室退去済みだったんだけど、一年半も空いたらまぁ当然といえば当然か。
表参道という超好立地にもかかわらず、この団地に来ると空がすごく広く感じる。
しかし分かっていたこととはいえ、いよいよ取り壊されるとなると、やっぱり寂しい。
近かったってのも理由の一つだけど、ここは相当数通ったし写真も撮ったし。
ちなみに先に取り壊された側は現在どうなっていたかというと、
もはや絶対に団地とは呼べないタワーマンションがそびえ立っている。
46階建てなんだとか。
麓はこんな感じ。
まだ完成してないらしくこの手の建物は2年くらいかかるものなんだななんて思った。
いずれにしてもこんなのが出来て人が住んだって、そこには大したコミュニティーもなければ、商店街やスーパーだって近くにはない。(ちょっと歩いたらお高い成城石井くらいはあるけれど。)
それでもおそらくミーハーな人がたくさん集まって、血の通わない街が形成されていくんだろうななんて思うとちょっと悲しくなった。