最近はちょくちょく自分の写真をアウトプットするようにしてる。
今回は大量の東京スナップ写真をポストカードにした。
イベント用なんだけどね。
やっぱりどんな形でもいいから、写真は何かに落とし込むことによって新しい価値が生まれる気がするし、その写真の見え方も変わってくる。
最近はちょくちょく自分の写真をアウトプットするようにしてる。
今回は大量の東京スナップ写真をポストカードにした。
イベント用なんだけどね。
やっぱりどんな形でもいいから、写真は何かに落とし込むことによって新しい価値が生まれる気がするし、その写真の見え方も変わってくる。
雨が多い今の時期。常に両手は空いていたい派なので、傘を持つのは結構苦痛だ。
雨の休日は家で映画でも見ていたい。
そんな思いを振り切って出かけてきた。
もう少し雨ならではの写真も色々撮りようがありそうだ。
また雨の日も出かけてみよう。
どこだか場所もよく分からない京都の外れのリバーサイド。
GWで、京都という観光ざかり真っ只中のなか、こんな辺鄙な所にいたのは、川があったからに他ならない。
世の中すべて
写真に適さぬものはない
Everything is a photo...
we live in a world today where almost
everything is a photograph.
ニューヨークの写真家Saul Leiterが残した言葉である。
数日前、同じ様な事を言い切ったから著名な人のその言葉の後押しがちょっと嬉しい。
私が写真を撮るのは自宅の周辺だ。
神秘的な事は馴染み深い場所で起きると思っている。
なにも、世界の裏側まで行く必要はないんだ。
I take photographs in my neighborhood.
I think that mysterious things happen in familiar places.
We don't always need to run to the other end of the world.
ただ、当然ながらポテンシャルが違うので、自分の目線で多くの神秘は映らないのである。
どういう被写体が好みかっていうのは人それぞれどうしてもあるものだけど、その好みさえ取っ払ってしまえば、目に見えるものは大体カメラにも写る。
後はそれをどう切り取るかって事だけだ。
いい撮影スポットないかな、なんて探してみると大抵感動が薄いのは見慣れた景色が多いから。
だから自分はどこかに撮りに行くというスタンスはあまりとらないんだけど、常にカメラはカバンの中に入っているので、撮りたいものに出くわした時に撮る。逆に日々撮り散らかしなんてタイトルでブログを更新しているくせに、一月撮らなかったなんて事だって無くはない。カバンに入っている重りはもはやスタンダードなので自分に課せた日々の重荷みたいなものだ。
そんなスタンスだからこそ、偶然撮りたいものに出くわした時のテンションは半端ないものだ。
今日の写真は偶然通りかかり、グイグイ惹きつけられた離れの工場。
何かを撮りに行くという点と点を結ぶ様な行動をとっていると、こういう場所は目に止まらない。
どこにでも存在している被写体に対してどう切り分けていけるか、それこそが自分の色になるんだと思う。
アムロさんとの旅シリーズも終え、再びいつも通りの散らかしな日常が戻ってきた。
今日は先週末、百貨店の長崎物産展に行った帰りのごくごく日常の休日スナップ。
凄く人が多いわけでもなく、少ないわけでもなく、なんでこんな写真を撮ったかというと、本当ただ日常だったからだ。
ゴミ箱が3つ並ぶとそれはアートだ。
地下駐車場入り口。
街角インタビュー。仕方ないかもしれないけど、女一人に男二人はちょっと威圧感がある。
ここまではフィルム。そうそう。フィルム現像に出すために使い切ったんだった。
ちなみにこれが新宿に出た理由。
長崎のレモンステーキ。以前長崎行った時喰いそびれたから食べてみたくてね。
そういえばGWに回った時の写真、まだ現像していないことに今気づいた。
昨日の続き、山北町裏編。
何が裏かって、表通りの商店街から奥の細道に入っていった時の写真。
アムロさんとの撮影記も今日で最後。
自分もアムロさんも魅惑の路地が好きだ。
普通の人ならなんでこんな所行きたがるの?っていう場所へぐんぐん進む。
今回の旅で1番フィルムを切ったのも、この路地だったと思おう。
路地というのは先が見えないほどにその先が気になるものだ。
あちらこちらに梅が落ちていた。フィルムで撮るローアングルは、なかなか骨が折れる。それを見守っていたアムロさんもきっとそう思っていたに違いない。
なんとなく撮った古民家側面。
おそらく塗りたてのトタン屋根。壁も床もペンキが垂れてベタベタだった。
その麓には塗り終えて放置されたペンキ用具一式。
広く何もない敷地中央に置かれた三角表示板。
一体何を示したかったのだろうか。
うっそうと茂る緑の中にポツンと置かれたドラム缶に哀愁を感じた。
これはまた別のドラム缶。ドラム缶の本数は田舎度と比例する。
道は整備されるも、路地は続いている。
道側面に現れたお風呂場の窓。
撮ったら変質者な気もしたが、当たり障りのない程度に斜めから。
なぜならお風呂場の内装というのは、その当時の流行りが露骨に出るから、被写体としては凄く好みだ。
なんか木漏れ日が印象的だった途端の壁。
見下ろすと置いてあった自転車のカラーリングに年代を感じる。
途中犬に吠えられた。見知らぬ男がこんな路地を歩いていたからか。だけどちょっとかまってほしそうだった。
目線の高さにあったトタン屋根。
屋根の作りが印象的な建物。
錆フェチとしては見逃せなかったトタンと錆と影。
トータルで結構な距離を歩いたと思う。
それでもまだ時間があったので、線路を挟んだ山北町の逆裏も行ってみた。
山北町の逆裏は線路向こうなので、歩道橋で線路をまたいだ。
その時に緑の中に映える赤だったので何となく撮った。
緑に包み込まれ、そのうち同化しそうな建物が見えた。
二刀流で犬の散歩をしているおじさんを撮るもやや遠く。
土いじりをしていたカブおじさんをノールックで撮影。
両手にバケツを持ったおじさんもいい被写体だ。
最近見かけない横断の旗。
そういえばなんで見なくなったんだろう。事故が減ったわけではないだろうに。
こんな感じで歩いた距離は計12km(マイiPhone調べ)。
程よい疲れに心地よさを感じながら、まったりとトークしながら帰路につく。
最後に家まで送ってくれたアムロさんに、我が家に上がってもらい、オリジナルのMAE BLENDとペペロンチーノを食してもらった。
それなりに喜んでくれていたので嬉しかった。
そしてお土産に茨城の「イバラキング」というメロンを頂いた。
ネーミング的にちょっとしたネタかと思いきや、程よい甘さと香りがこれぞ美味しいメロンと舌鼓させる赤肉メロンだった。
このはてなブログを始めてから知り合い、互いに刺激し合いながらいつの間にか距離が縮んでいったアムロさん。初めて存在を知った時は良い写真を撮る人だなー。なんて思っていたけど、こんなにも親しくなるなんてその頃は思っていなかった。
写真という趣味がこうじてつながるご縁。こんなに幸せなことはない。
色々撮って回ったが、最後にセルフタイマーで撮った二人の記念写真こそが、いい思い出であり自分に撮って良い写真だ。
おわり
アムロさんと旅に出たシリーズ(今何となくそういうシリーズにした)。
いよいよ終盤にやってきた。
さて山北町とはどんな町だろうか?
とりわけどんな町ってわけでもないし、こんな町に好き好んで行くのはそう多くはないのではないだろうか。(要するに観光地ではない。多分。)
では何故そのような場所に足を運んだかということだけど、きっと何もないがあるからだろう。詳しくはアムロさんかWIKIで。
さて、本題の山北町。
到着した途端、心が踊った記憶がある。
それはなぜか。程よく古いからだ。
基本的にはどこかの国道の内側一本入った所にちょっとだけある商店街って感じ。
食い物屋すらあるのか怪しいなんて、腹をすかせながら思っていた。
でも想像と反して、三店はあった。飲食店が。ただどの店もとりあえずカレーとラーメンって書いてあってとりわけ特色はない。
そのうち二店は着後次々に閉まっていったんだけど、入ったお店はなんか凄く距離感が近く、親子でやっているお店だった。
一緒に記念撮影でもしようかとも思ったけど写真は無し。
アムロさんと写真談義をしながらご飯を美味しく頂き空腹を満たしたのは午後2時はゆうに過ぎていたと思う。
陽がこの町に似合いそうな西側に傾き出してるころから散歩スタート。
そう。山北町とはこういう構えの店が並ぶ町。
どこぞのシャッターはひどくめくれ上がっていた。
梅だろうか?歩道隅で干してあった。そういうゆるさが好きだよ。山北町。
みんなのスーパーおかべ。
スポーティな人はきっと訪れないであろう、大谷スポーツ。
やっている時もあるのだろうか。おそらく八百屋のヤオノブ。
のれんの奥にこっそり構えるウルトラマンが印象的だったここはただの田中さんの物置場。
引くとこんな感じ。2個並ぶベンチの片方は鍋の先約が。空いている方だってちょっと座り辛い。
そのほかにもうやってないであろう八百元商店や、
写真って書いてあるそれだけでなんか嬉しいアサヒ写真館。
とまぁ、なんだか味のある商店が並ぶ町。山北町。
どの人にも声をかけると気さくに話し掛けてくれて余所者に優しい印象。
ただ驚くほど話は長い。
ここは同じ通りでなんとなく撮った民家。グリーンカーテンの使い方が斬新だった。
タイトルに「表」のと書いたのは、もう少し続きがあるからだ。
アムロさんと共に入ってみたくてワクワクした小道。裏の山北町へ続く。
同時進行で記事になっているこちらも合わせてどうぞ。
同じ場所を歩いているのに記事の内容が当ブログと違い、知的です。
前回の続き。
団地が好きというのは前々から公言してきた所だと思うが、まさかそこにアムロさんを巻き込む事になるとは思ってもいなかった。
前々回アマルフィを回っている最中、チラチラと対岸(水田をまたいでるだけだけど)の団地が気になったのだ。
アムロさんが急きょ、その団地も回ってくれたので今回はそこの写真。
団地ふもとの商店街。団地の中でも下に商店街を置いた独立型団地は特にそそる。
反対側はこんな感じ。
住居スペースに続く階段。
アムロさんと全く同じ場所から写真を撮っていた。
けどアムロさんの構図の方が全然好みだ。
ここを登ってみたいと言っていたアムロさんの笑顔は印象的だった。
上から景色を眺めてみようって事になった。
ここはその最中の通路。
団地ナンバー。団地に記されている棟番号は団地によって個性があって好き。
上から眺める。団地の中の空間は特別感があっていい。
そして上から見ると団地の形状がよく見える。
団地に映える青いドア。
道路向かいの団地。こうやってみるとこの場所も結構な団地密集地だ。
東京から車で一時間は離れている平塚のこの地でも、これだけ団地が栄えているという事に驚いた。
おまけ。
アムロさんの車窓から。
会話もそこそこ弾んでいる車内で、突如目に入った平塚のHOLYWOOD。
面白かったのでとっさに写真を撮った。
次回こそ山北町。
内容を把握してない人(まぁ、大多数だとは思うけど)は、このタイトルはなんの前だ?って事になると思うけど、昨日の続き。
山北町に向かう前のオフショット。
アマルフィ反対面の田園風景。
策にかけられている掃除道具。
多分、土場的なもの。
民家の前に停車されていた旧車。
使わない車を家の前にずっと置いておけちゃう心のゆとりが好きだ。
今回はこの二枚のみデジタル。
上記の車とはまた別に、植物に侵食された車があった。
できる事なら毎年見に来たいくらい植物に呑まれる人工物は好物だ。
明日は山北町。
と思ってたんだけど、その前に団地に寄った事を、アムロさんの記事で思い出した。
明日はアムロさんと訪れる事になるとは思わなかった団地徘徊編。
アムロさんのブログも合わせてどうぞ。
東京から名古屋方面に向かう東海道新幹線の道中で、以前から気になっていた場所がある。車両左側に座っていると一瞬だけ視界に飛び込む丘の町。
これをいつの日からか目に入るたびに心の中で日本のアマルフィだと決めつけていた。
先週末アムロさんとの撮影で、今回のこのアマルフィとアムロさんから提案された山北町へ足を運んだ。
フィルムが上がって来てから記事にしようと一週間かかってしまったけど、今日はその時のもの。フィルムとデジタルであまりにも印象が違うので、今回はあえて完全に分けてアップしようと思う。
【アマルフィ フィルム編】
この様に、丘に家が立ち並ぶ場所。これが広域に広がっている。
アマルフィと女子。
ここの特徴は斜面に立ち並ぶ建売的な住宅と、一軒一軒の家の色。
ここに写り込んでいるランナーはこの急な斜面を驚くスピードで何周もまわり、その出会うペースの速さに分身か影武者か何かと疑うほどだった。
斜面はなかなかきついので、ここへの憧れと実際住むのとでは違うのだと、ここに住んでない麓のおばさんが言っていた。
多分建て売りなんだろうけど、一軒一軒個性が違う。そこがいい。
気になるものに向けて惜しみなく写真を撮るも、よく分からない写真を量産した。
これは高低差とそのど真ん中にそびえる鉄塔を写したかったんだけど、50mmという画角ではうまく表現できていない。
丘の上にはちらほら公園があって、都内の公園より人が集まっている様に思えた。
これは子供が自転車に乗る練習をしているところ。おそらく今頃はパパなしで乗りこなしているだろう。
特に意味もなく絵面だけで撮ったもの。
薪のある生活に憧れている俺がいる。
これもなんとなく撮ったもの。
ちょっと場所は変わり、アマルフィ麓の方にあったなんか心にゆとりを感じるマンション。下には遊水池があったんだけど、今年の雨量では干からびていた。
かっこよさが構図からも、色からも全く表現できていない。。。
そのマンション入り口でなんとなく撮った光と影。
本当何を撮っているんだろう。ナニコレというかナンダヨコレ写真。
下はこのように駐車場施設になっている。
さすがにこの中は入らなかった。
以上がフィルム写真。
今回思ったのは、今回の様な撮影地を選ぶ場合はフィルムも選ぶべきだと思ったこと。
自分の中のイメージが全く表現出来てなく、先にデジタルで見ていたので大きく反省した。
【アマルフィデジタル編】
特に一度説明してるから語ることもないし、同じ場所を比べて撮っているわけでもないんだけど、あえてフィルムとは逆からアップ。
大きく印象の違う色。どっちが正解とかじゃなくて。
フェンス越しのおしゃれなマンション。
子供が自転車の練習していた公園。
虫が嫌いな人ごめんなさい。目の前でびょーんってなってたもんだから、追従モードを試してみただけ。。
これがイメージしてたこの場所の色の感じ。この雰囲気をフィルムでも出したかった。
地形によるものなのか、電線の影が綺麗に道路に落ちる。
2枚目はもっと絞るべきだったと反省。
虫取りにいく子供たち。いいね。こういうのは。
この階段がこの地形の高低差を物語っている。
なんとなく撮ったスナップ。
この日は凄く晴れていたんだよね。
そんな青空さえもフィルムでは写っていない。
改めてフィルムの難しさを感じた一日。
そして今回、初のアムロさんとの共同撮影の旅。
それに伴い、同じ内容でアムロさんも記事にしてくれている。
合わせて読むときっと面白いはず。
是非読んでみてほしい。
こうやってカメラを持った二人がそれぞれの視点で写真を撮ると、同じ道を歩いていても見え方切り取り方が違うから楽しい。お互いが刺激しあえる関係でこういった撮影に行く機会ってなかなかない。はてなブログによる素敵な出会いに感謝だ。
よく考えたら初めましてで、二人で車に乗って県外へのプチドライブって、改めて考えてみるとちょっと面白い。それでもぎこちなく、むしろ楽しく出かけれたのはアムロさんの人柄だろう。