一昨年高知に行ったことで全47都道府県を制覇した。
それにより、どの県が一番良かったかなんて話になることがあるんだけど、そこで1番に選ぶのは岡山だ。(日本一は北海道だと思っているけど殿堂入り)
岡山と答えると大抵の人は意外な反応をみせるのも岡山と答える理由。
というのは嘘で、本当に岡山が好きだ。
ここ最近過去の写真を掘り返し現像していってて、岡山に行き着いたからこんな事を書いているんだけど、一番最初に行ったのは2013年の秋で、もともとのきっかけは、岡山県にあるひるぜんワイナリーのボトル&ラベルのデザインを手掛けていて、遅めの夏休みで行ってみたのが最初。度々ブログに登場する瀬戸大橋に魅了されたのもその時だ。
で、大抵の人に意外な反応をされる岡山だけど、どこがそんなに好きかっていうのを箇条書きしてみるよ。
- 1988年に開通し人々を賑わした瀬戸大橋が好きだ。
- 岡山といえば倉敷と思われがちだけど、ちょっと離れたところにある「玉島」という場所が昭和過ぎて好きだ。(下記ブログ参照)
- もちろん倉敷も好きだ。(ちなみにマスキングテープ発祥は倉敷って言われてるよ)
- 車で走ってたら事故ってしまうのでは無いかと思うくらいに広がる水島コンビナートが好きだ。
- 千鳥の二人も岡山だ。そんな千鳥も結構好きだ。
- 後日改めてブログにでも乗せようと思っているけど、山側にある真庭市の勝山という場所もまた好きだ。(町並み保存地区というのがあって白壁で雰囲気のある町並み)
- 県は変わるけど宇野港から出ているみんな大好き直島は岡山だと思っている。
- 高梁川という川は広いくせにのどかだ。
- そして今日の本題、犬島がとびっきり好きだ。
なんか色々書いてみたけどこれが本題。
今日は犬島のこと。最初に触れた、全国を回った上で県ではなく好きな場所ランキング、ベスト3を上げてみてと言われたら、現状1位かなと思う。
ちなみに2位は京都の伊根の舟屋。3位は熊本のやまなみハイウェイ。
で、犬島はどんなところかというと、宝伝という岡山市の僻地から船で渡る有人島。
船を渡って歩いていくと見えるのはこんな景色だ。
ここは1900年初期、銅を精錬するために使われていた島で、精錬事業で公害を出し続け、第一次世界大戦終息によって銅価格が暴落する1919年操業を停止。そこから2001年までずっと放置され、その精錬所跡地はベネッセにより買い取られ美術館になったという負の歴史も持っている。
だがしかし、嫌いは好きの裏返しみたいなもんで、そんな負にこそ魅せられるものもある。
当然ベネッセが買い取った理由も、その負がまとうオーラに魅了された部分もあるだろう。(完全な憶測と決めつけだけど)
ということで、美術館内部は撮影不可なので残してないけど、撮ってあったその周辺写真を載せておく。
ちなみにこの犬島精錬所美術館自体も、今まで行った美術館の中で一番好きだった。
ただ先にも記述した通り、ここは有人島。
圧倒的な存在感が美術館にあるものの、周辺を歩いても結構楽しめる。
そして島自体はそんなに大きいものでもないので、歩いても結構回れる。
ただ、ここの島までのアクセスが良くないというのが難点だ。
それでも当ブログが好きな人ならきっと好きな場所だと思うので、記憶のどこかに留めておいて、いつかの機会に行ってみてほしい。