日々撮り散らかし。

日々撮り散らかし、日々更新し散らかします。使用カメラはPENTAX K-1。写真は雑食、スナップ・風景・ポートレート等まさに撮り散らかし。

タイに行ってきた。(4)〈ダムヌンサドゥアック水上マーケット後編〉

ダムヌンサドゥアック水上マーケットの続き。

 

 

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いよいよ到着した水上のマーケット。

正直なところ下調べもろくにしてなかったので、到着までスピードボードで水路をぶっ飛ばすなんて想像もしてなかった。のんびり船上から買い物するだけだと思っていたからだ。でもそういう予想外の事こそが調べない故の醍醐味だと思う。

 

 

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お隣の手漕ぎボートにもびっしりと観光客が乗っていて買い物を楽しんでいるんだろうけど、自分が乗っていたスピードボードは船着場でエンジンが止まりその役目を終えた。

 

 

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船を降りて上から撮った写真。自分らは朝にメークロンに寄って来たから昼近い時間になっていたけど、ここは朝の早い時間がピークで船同士が身動きとれないくらいごった返す様だ。ただ今となっては水上で物を売る理由なんてさほど見当たらず、一種のパフォーマンスなのかもなって思う。

 

 

 

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ツアーに参加して来たとはいえ、共に回っている客はアカの他人でカップルばかり。その間に割り込み、彼らの旅の思い出を汚すのも悪いのでそこから一人でプラついてみた。

 

 

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客の居ない船の集まりは手漕ぎボート乗り場だろうか。

 

 

 

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バナナ揚げた的なやつ、20バーツ。日本円で1バーツが約3円(正確には3.3円程度だけど、両替手数料で結局3円を下回る)なので60円程度。天ぷらなら食ったかもだけどなんか唐揚げっぽいので買わず。

 

 

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ココナッツを売ってる人。ダムヌンサドゥアックに来る前に立ち寄ったココナッツ工場で口にした試食があまりにも美味しくなかったので、試してみようと思わなかった。

 

 

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撮影に応じてくれた青年。日本で眉毛にラインを入れてるような輩は大抵ちょっと悪そうだが彼の笑顔はそうは見えさせない。むしろ赤子の面倒をずっとみてて好印象だった。

 

 

 

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中華包丁だろうか。その大きな包丁の重みを振り回し、ココナッツカットというよりは砕いていた。

 

 

 

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場所によってはやはり相当密度が高い。

 

 

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微笑みの国タイと言えど、暇そうなおばあちゃんの顔は険しい。

 

 

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とても観光色の強い(ツアーで来る場所だから当たり前だけど)ダムヌンサドゥアック水上マーケットなんだけど、日本にはない特有の空気感に触れられるので行ってみる価値はあると思う。ここでの買物は、金を持ってる観光客に売りつけようの根性で他の相場より高め。それでも買物を体験するもしくは金額の交渉をするという楽しみ方もあると思う。

 

 

俺の場合は食べ物は買わなかったんだけどふらふら歩いていると、手作り感満載のシュールなキャップが付いた鉛筆売りの少女に出くわした。鉛筆(メインはきっとキャップ)を300バーツで買って欲しいって、悲しい顔で訴えるの。日本円で千円はするであろうシュールな鉛筆(キャップ)。正直いらない。けどそんな顔で見られたらさ、ほっておけないじゃない。全然いらないし、例えそれが作戦だとしてもさ。だけどふっかけてるのはミエミエだから、70バーツでなら買ってあげるって言ってみた。そしたら凄く動揺して近くにいたお父さんらしき人に相談しにいった。

 

少女:「あのジャパニーズ、70バーツでなら買ってくれるって。。。」

お父さん:ちらっとこっちをみて「君には敵わないな。じゃーイイよ。70バーツで」

(言葉分からないから想像)

 

嬉しそうに戻ってくる少女。100バーツ札を渡すと、父親と一緒にお釣りを探す。20バーツは見つけるも残り10バーツが見当たらないみたい。一生懸命探している姿をみて、タイの人ってふっかける割には意外と律儀なんだなって思った。そんな姿勢に心を打たれ、お釣りはいらないと言ってみる(日本語で)。凄く嬉しそうにお礼を言う少女と、なんか照れくさい俺。

その後共に来たツアー団体とマーケットを後にする時、その少女にまた会うんだけど、姿が見えなくなるまでずっと手をふってくれていた。一緒にいたツアー客はなんだろうと思ったはずだ。

 

 

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その後ツアーで食べたタイラーメン。全然期待してなかったんだけど、結構美味しかった。

 

結構内容の濃いツアーだったけど、朝早かったせいか昼過ぎにはホテルに戻ってこれた。

 

ダムヌンサドゥアック水上マーケット編終わり