上京して2年くらいした頃に完成した国立新美術館(2007年開館)。
都内近郊住まいで写真を趣味にしているとわりと撮ったことある人も多いと思うんだけど、この当時はまだデジタル一眼レフも今ほど普及してなくて、俺も初めてここで写真を撮ったのはそれから3年後となる。
それからいろんな人が撮るようになったせいか、逆に行かなくなったので先日ひさしぶりに訪れたのは実に9年ぶりだった。
今回はその9年前に撮った写真をあえて引っ張り出して、両方貼ってみようと思う。
初めて一眼レフカメラを買って、3ヶ月で手放したというSONYのα55で撮ったものだ。
9年で好みはここまで変わるのかっていうのと、視点は全然変わってないってのと、カメラを初めて9年も経ったんだというのが、比べてみた自分の感想。実際先日行ったときの滞在時間はほんのわずかだったんだけど。
今でこそ色んな人が撮ってるのでお決まり構図みたいなのはあるんだけど、この時はSNSでの写真共有も今ほど盛んではなかったので、完全オリジナル。ここに写真を撮りに来るって人も当時はいなかったしね。でも結局はみんな同じように撮るよね。
この当時は市橋織江さんがフューチャーされてて、俺もハイキー写真を撮りまくっていた。市橋さんは今でも好きだけどね。
ちなみにその市橋さんの2017年に出したTOWNっていう写真集、凄くいい。
ハイキーを世に広めたとも言える市橋さんだけど、そこからさらに世界を広げたと思わせる本だ。