以前にもアップしたような気がしてた上記の写真。
ブログ内を探してみたけど見つからなかった。いや多分どっかにあるんだろうけど。
この写真は80年代に最も成功したと言われるキース・ヘリング(31歳で、他界)とバリー・マッギーというストリートアートの先駆者達が描いたワタリウム美術館の向かいにある建物で、しかもそれをフランスの写真家JRが窓に目の写真を貼ったという、なんか贅沢なコラボを、写ルンですで撮ったものだ。
もともとなんてことのないこの建物は現代アートを代表する3人が関わった事で、途端にこの道に彩りをもたらし、価値のあるものと生まれ変わったように思えた。
はずだったんだ。
それから5年ほど経った今、気がついたら建物は壊されていた。
別に展示品でもなければ、ただの建物に施されただけのものだから、消えてもおかしくはないんだろうけど、こんな少スペースの建物が消えた所で、ここに価値のある建物が建て直されるとは思えない。まぁ、でもこれがストリートアートの末路なのかもしれないけど。
ただ、よく見ると壊した壁の側面に新たなアートが出現してた。
もとからあったのか壊れてから書かれたのかは不明だけど。
左の非常口的なのは以前からあったけどね。