東京から名古屋方面に向かう東海道新幹線の道中で、以前から気になっていた場所がある。車両左側に座っていると一瞬だけ視界に飛び込む丘の町。
これをいつの日からか目に入るたびに心の中で日本のアマルフィだと決めつけていた。
先週末アムロさんとの撮影で、今回のこのアマルフィとアムロさんから提案された山北町へ足を運んだ。
フィルムが上がって来てから記事にしようと一週間かかってしまったけど、今日はその時のもの。フィルムとデジタルであまりにも印象が違うので、今回はあえて完全に分けてアップしようと思う。
【アマルフィ フィルム編】
この様に、丘に家が立ち並ぶ場所。これが広域に広がっている。
アマルフィと女子。
ここの特徴は斜面に立ち並ぶ建売的な住宅と、一軒一軒の家の色。
ここに写り込んでいるランナーはこの急な斜面を驚くスピードで何周もまわり、その出会うペースの速さに分身か影武者か何かと疑うほどだった。
斜面はなかなかきついので、ここへの憧れと実際住むのとでは違うのだと、ここに住んでない麓のおばさんが言っていた。
多分建て売りなんだろうけど、一軒一軒個性が違う。そこがいい。
気になるものに向けて惜しみなく写真を撮るも、よく分からない写真を量産した。
これは高低差とそのど真ん中にそびえる鉄塔を写したかったんだけど、50mmという画角ではうまく表現できていない。
丘の上にはちらほら公園があって、都内の公園より人が集まっている様に思えた。
これは子供が自転車に乗る練習をしているところ。おそらく今頃はパパなしで乗りこなしているだろう。
特に意味もなく絵面だけで撮ったもの。
薪のある生活に憧れている俺がいる。
これもなんとなく撮ったもの。
ちょっと場所は変わり、アマルフィ麓の方にあったなんか心にゆとりを感じるマンション。下には遊水池があったんだけど、今年の雨量では干からびていた。
かっこよさが構図からも、色からも全く表現できていない。。。
そのマンション入り口でなんとなく撮った光と影。
本当何を撮っているんだろう。ナニコレというかナンダヨコレ写真。
下はこのように駐車場施設になっている。
さすがにこの中は入らなかった。
以上がフィルム写真。
今回思ったのは、今回の様な撮影地を選ぶ場合はフィルムも選ぶべきだと思ったこと。
自分の中のイメージが全く表現出来てなく、先にデジタルで見ていたので大きく反省した。
【アマルフィデジタル編】
特に一度説明してるから語ることもないし、同じ場所を比べて撮っているわけでもないんだけど、あえてフィルムとは逆からアップ。
大きく印象の違う色。どっちが正解とかじゃなくて。
フェンス越しのおしゃれなマンション。
子供が自転車の練習していた公園。
虫が嫌いな人ごめんなさい。目の前でびょーんってなってたもんだから、追従モードを試してみただけ。。
これがイメージしてたこの場所の色の感じ。この雰囲気をフィルムでも出したかった。
地形によるものなのか、電線の影が綺麗に道路に落ちる。
2枚目はもっと絞るべきだったと反省。
虫取りにいく子供たち。いいね。こういうのは。
この階段がこの地形の高低差を物語っている。
なんとなく撮ったスナップ。
この日は凄く晴れていたんだよね。
そんな青空さえもフィルムでは写っていない。
改めてフィルムの難しさを感じた一日。
そして今回、初のアムロさんとの共同撮影の旅。
それに伴い、同じ内容でアムロさんも記事にしてくれている。
合わせて読むときっと面白いはず。
是非読んでみてほしい。
こうやってカメラを持った二人がそれぞれの視点で写真を撮ると、同じ道を歩いていても見え方切り取り方が違うから楽しい。お互いが刺激しあえる関係でこういった撮影に行く機会ってなかなかない。はてなブログによる素敵な出会いに感謝だ。
よく考えたら初めましてで、二人で車に乗って県外へのプチドライブって、改めて考えてみるとちょっと面白い。それでもぎこちなく、むしろ楽しく出かけれたのはアムロさんの人柄だろう。