以前、映画「海よりもまだ深く」のロケ地にあったタコが安全上の理由によりなくなってしまったという事をブログで書いた。
書いたよね?(曖昧)
あった。これ。
これと同じタコが恵比寿にあるという情報を掴み、 ネットで「恵比寿」「たこ公園」と検索すると、確かに同じタコがそこにはいた。
恵比寿東公園という場所で、タコがあるので「たこ公園」との愛称で近所に親しまれているのだとか。
公園のそういう安易な名前の付け方ってなんかいいよね。
俺も地元北見で公園に勝手な名前つけていたな。
そして週末、恵比寿に足を運び、実際のタコと触れあった。
やっぱりタコはいいねぇ。なんて写真を撮っていると、ふと気づいた事がある。
映画の中では阿部寛が嵐の中、タコの中で過ごすのだ。
でもこのタコにはそんな場所がない。というか小さい。
だけどネットで写真を見比べた時は確かに同じタコだった。
どういうことだろう。
ネットでみた画像はこれだ。(画像拝借)
どう考えてもサイズダウンしてる。
場所が違うのかと思って調べてみるも同じだ。
ネットで色々調べてみると一つの答えが出た。
どうやら茹で上がってしまったらしい。
というのは冗談だけど、誰かが区役所に「たこ公園のタコが茹で上がっているよ!」って連絡したら、安全上の理由で小さく緩やかにしたとの回答があったそうだ。
ここもまた「安全上の理由」か。
上記の写真でも安全に子供たちが遊んでいるだろうに。
別に子供たちを危険に晒せだなんて思っていない。
でも昔の子供達が普通に遊べた事を過保護になりすぎて、今の子達は出来ないというのなら別の意味で心配だ。
まぁデリケートな問題もあるんだろうけど、どちらかというと多方の責任逃れなんだろうな。なんてちょっと寂しくなった。
余談だけど、日本では安全上の理由で激減しているこのタコは公園遊具メーカー前田屋外美術株式会社という所が1965年に新西新井公園に設置したのが最初らしく、実は今でもまだ作られていて、2011年にはデンマークにも設置されたんだとか。
色が黒くて欧米っぽい。(ネットより拝借)
赤の方が味があって好きだけど。
しかし海外の子供たちは大丈夫で、日本の子供達には危険って…
これからもそういう遊具が減っていくんだと思うと寂しさしかない。