今日からタイの事。
まず声を大にして言いたいのは飛行機が嫌いだと言うこと。
それ故に国外は敬遠してた。(長期休みが取れないってのもあるけど。)
だけど基本旅好きの自分。何かしたくてウズウズはしてた。
そこで上がったのが、高知 or タイ。
高知もまだ未開拓の地だったので、どっちにしようかと思ったんだけど、ネットでエクスペディア(ホテル・航空券予約サイト)みてて、勢いでポチッと押したらキャンセル受け付けてなくてタイ(バンコク)に決まった。初めての海外ひとり旅はそんな感じ。
タイ一枚目は路地奥にいた猫写真だった。
それが8月初めの頃だったと思う。
そこからしばらく憂鬱だった。何がそうさせたかと言うと、飛行機の乗り方がわからなかったから。海外のフライトは最低2時間前には空港にとかも意味分からないし、出国手続きとかもろもろ、やったことないから本当分からなかった。成田発だったので始発で向かわなきゃだし、異国の地に降り立つという事より、そこまでの手順がホントに憂鬱だった。
二枚目はこちら。なんか撮影にやる気が感じられない。
航空会社はLCCだった。
理由は当然ながら安いからで使ったのはエアアジア。LCCに対して不安はあったものの、乗ってみると案外不便はない。飛行機の座席は多少狭いだろうけど、逆にいえばそれくらいだ。
どのみち海外フライトなんて窮屈だし、機内食もついてはいないけど、食べたいなら数百円。それで何万も金額が違うなら俺はLCCを推したい。
タイってどこの川も濁ってるなって思ってたんだけど、別に汚れによるものではないみたい。周りの大地の土質によるものなんだとか。
タイまでの距離はおおよそ6時間半。
日本から向かう場合、時差が2時間あるので出発時刻から4時間半の時間経過でタイに付く。要するに朝9時に飛んだら2時前にはタイだ。時間のない現代人にはお得に感じる。ひとり旅とかしておきながらなんだけど、俺は英語力が乏しい。
タイを選んだ理由の一つに、タイ人も英語知らなさそうだからってのがあったんだけど、右も左も英語も分からない俺は空港の出方が分からなかった。そして結構タイ人は英語を知っていた。
タイ2度目の猫。犬やら猫らやらあちこちにいた。
空港を出てみると当たり前ながら日本と気候が違う。今のタイは雨季で、蒸していて暑い。そして第一印象は、異国の様で薄目でみたら日本の様だと思った。(空港前の道路にて)それ故にあまり感動というか実感は沸かなかった。
日本に比べ二輪率が高い。そんな日本は排ガス規制や止める場所の問題で年々減っている。
ホテルに向かい始めるとやはり異国の地だと実感する。目に飛び込んでくる景色、人、音、匂いがやはり違った。色々なものに感動するも、この日はほとんど写真を撮らなかった。
ホテルのチェックインはびっくりするほど日本語は通じなかった(当たり前か)。
聞き取れたのはパスポートという単語くらいだ。 笑顔とジェスチャーと、困ったときに下唇を突き出す感じでチェックインは乗り切れた。
駅からみたどこかの路地。
夜はタイに居る友人とご飯を食べる約束をしていた。そう、友人がタイにいるという事もタイという国を意識した理由の一つだ。
朝からろくにご飯も食べていないけど、右も左も言葉も分からないからどうしたものかと思いながらも、少しだけゆっくりしてとりあえず外に出てみた。
タイという国は屋台のせいか、これって東南アジアな匂いだよねみたいな匂いが街中に漂う。おそらく俺をカモだと狙う、トゥクトゥクのおじさん、路上に座っていたおじさん、よく分からないおばさん達。ごめんね。カモにされたい気持ちもあるけど、如何せんあなた達の要求すら分からないのだ。その無力的な立ち位置にちょっと楽しさを覚えた。
何が書いてあるのか分からんけどこの手のグラフィティは世界共通なんだろうか。
とりあえず何か軽くお腹に入れようと、屋台的な所に立ち寄った。
そこで買ったのは何肉なのかよく分からないもの等が色々ぶっ刺さった賑やかな謎串。食べ歩きも悪くはないけど、せっかくだから店前のテーブルに腰を掛けた。初めての買物。紙幣はタイのバーツ。適当にお金を渡し適当にお釣りを貰った。特に美味しくはない。日本に居たら買わないだろう。そんな味。謎串最下段は玉ねぎのかたまりで、みずみずしさこそ失ってはいるものの、驚くほど生で辛い。言葉は通じないので笑顔で残した。
スコール。スコールってどんなものかとワクワクしてたけど、ただの土砂降りだね。この場合雨は流し撮るほうが雰囲気出るのかも。
とりあえず待ち合わせの店がある街に行こう。グーグルマップを頼りに、一キロくらいかけて駅に向かう。おかげさまで右も左も分からないけど駅はわかった。
駅での切符の買い方も、目的地がどっち方面かも分からないけど、笑顔と目的地の単語が分かれば乗れた。そこからタイマッサージをうけてみる。膝で太ももに乗りやがって。その痛みが疲労回復に結びつくとは思えなかったけど、チップを上げてみた。
施術中、外から凄い雨の音が聞こえた。これがスコールというやつか。土砂降りの雨が降る中、マッサージの人たちは躊躇いもなく俺を外に放り出した。
それでも無事に待ち合わせのごはん屋にはたどり着き、その日はホテルまで送ってもらい一日が終了。
今日アップした写真が1日目に撮ったものの全て。初日はそれくらい写真は撮ってなかった。別に撮影旅行でもないし、現地の空気を肌で感じることを最優先にした結果だ。