タイの話も飽きてきた頃にようやく最終日。
この日は雨季の中の晴れ日で、周りの建物の雰囲気も含め、また全然違った表情を見せた。行こうか行くまいかと悩んでいた寺院。結局最終日にせっかくだから行くことにした。タイの3大寺院はバンコク中心部からは少し離れているものの、その3つは固まっているので周りやすい。さすがに右も左も分からない俺でも3日も滞在していると、何も物怖じする事もなく、伸び伸びと歩き回った。
3大寺院はそれぞれワット・プラケオ、ワット・アルン、ワット・ポーとあって、アユタヤの様に全部似たようなものかと思いきや、それぞれに特色があった。
簡単に説明すると、ワット・ポーは金の涅槃仏が居る所で見どころはそれくらい、ワット・プラケオは王宮で、綺羅びやかな装飾の建造物で一つの町を形成したような場所。ワット・アルンのみ川を挟んで対岸にあり、装飾も落ち着いた美しい建物群だ。
ちなみにいちいち頭についてくるワットというのは宗教施設という意味らしい。
ここがワット・プラケオ。塀で囲まれた敷地の中は異世界だ。
アユタヤ王朝のそれと比べ、同じ国の文化とは思えないくらいの様変わり。神聖な場所でドレスコードがあり、肩を出した格好では入れない。
上記3点がワット・ポー。足の裏の模様は宇宙をイメージしているようだ。北枕の所以はここから来ていて、涅槃仏の頭は大抵北を向いているのだとか。
川を渡って、ワット・アルン。たった3バーツ(日本円で10円程度)で川を渡れる。
この気品高いアルンの装飾が、個人的には一番好みだった。どうやらアユタヤ時代から存在していたそうだ。
ちょっと前まで大規模工事をしていたみたい。(今調べ)
この時は装飾補修程度で、こんな感じで直してた。
アルンの階段を登りきった所で出くわした人。
なんか話しかけてきたから少しだけ話した。彫師みたい。
観光地にはあまり興味ないといえばないんだけど、やっぱり外せない場所と言われるだけあって、せっかくのタイだし来てよかった。
次回はキリよく適当にスナップをアップして終わりにしたいと思う。
ではでは。