昨日の続き。
滋賀から一直線に向かった場所。
林道から突如姿を現したのは写真のような要塞だ。
ここがどういう経緯でこういう事になっているのか分からないが、旅の経路にこんなものがあっては立ち寄らない訳にはいかない。
ここがその要塞の麓。 大きめのトンネルといくつものコンクリートの柱で構成されている。
トンネルの中身はこんな感じだ。 直立ではちょっと窮屈な直径の筒で、等間隔で小窓が並ぶ。
ゆっくり見渡しながら少しずつ奥へと進んでみた。
冷蔵庫他、粗大ゴミが放置されている。そのあたりはこういった廃系建造物にはつきものだ。
分かりづらいけど、ダンジョン的に経路は続き、奥に向かうにつれ高所になる。特に階段があるわけではなく、コンクリートと融合した土斜面を駆け上がる感じだ。
見下ろすとこんな感じ。
上に登って気づいたかが、何やら貯水槽的なものがある。
貯水槽的なものに近づいてみた。石を投げ入れてみるも深さはさっぱり分からない。
ここが行けそうな場所の最奥地。見上げるとこんな感じ。小一時間もいたらお腹いっぱいになったので引き返した。
場所は土倉鉱山。
実はここ、廃墟的な雰囲気を出しているがある程度山に入るとこの場所を示す看板も立っていて、その親切さからどうぞこちらですといった感じ。まるで歴史的重要文化財的な感じかと思いきや、到着したらやはりただの鉱山廃墟。
もう少し人の生活した気配等があれば、もっと色々想像出来たのかもしれないが、炭鉱跡にそれを求めるのはちょっと酷だろうか。そんな事を考えながら日本海の方へ抜けて行った。