今から7年前。
写真を見るに初めて一眼レフを買った年だ。
どんなカメラがいいのか分からずとりあえず買ったのがSONYのα55。
そう、実はスタートはSONYからだった。
この頃のSONYは透過式ミラーだかってのを使っていて、ファインダーを覗いて見える像が電子的で、連射がやたらと早かった記憶がある。
一眼レフカメラを買うきっかけとなったのは、2010年、もともとカメラをやっていた友人が、俺が北海道へ帰省する少しの間一眼レフを貸してくれたというのが始まりだった。
その時借りたカメラがPENTAXのistDという機種に単焦点の40mmで、そいつが何ともじゃじゃ馬で、元々使い方も分からないのに、それ以上に癖が強かったし、ピントも合いづらいし、撮った絵のプレビューすら鮮明ではなく、非常に使いづらかった記憶がある。
その時撮って持ち帰った写真が下記(現像は当時ママ)。
廃退的な写真とコインランドリー。この写真を見る限りカメラを始める以前から、今と変わらぬ興味を持ち合わせていた事に気付かされなんか可笑しい。
あとこんな写真。これなんかは当時ISOという言葉を知らず、無意識で晴天の中高感度で撮っていて、帰ってから写真のキメが潰れててショックを受けた。
話が大きくそれたけど、そんな経緯があって一眼レフを買うことにしたのが2010年の暮れ。
常にカバンに入れて持ち歩く様になったのが2011年だ。
そして過去を振り返る限り、この年は自分の中でげんなりするくらいコッテリな写真が多い(適当に一部抜粋)。
今流行りのインスタを初めたのも確かこの年で、その影響で写真はコッテリ。スクエア写真が多い。(当時のインスタはクドい写真がウケた)
また改めて現像し直したいくらい色が好みじゃないんだけど、かといって現像し直したい写真があるかと言われると別にそんなでもない。
で、SONYを買っておいてなぜ今PENTAXを使っているかと言うと、実は同2011年購入して数ヶ月しか絶たないうちに友達に譲渡しPENTAX K-5を購入したのだ。
買っておいてなんだけど、SONYが好きになれなかった。
常に先を見てますよみたいな先進的スタンスもそうだし、何より電子的だった。
空気感を写したいと、その当時から思っていたせいか、SONYを手放し、友人から借りたことがあるというのもあってPENTAXにした。そして今に至る。
この時期は確か同業界で転職もして、なかなか変動の年だったように思う。