道東にはこんなに良い所がたくさんあるよと声を大にして言いたいんだけど、そういう角度から写真を撮っていなかったため、どうしても哀愁が漂ってしまう自分の写真。
でもわりと閑散としているのは事実で、それはきっと広大すぎる大地にて、見て回る所が多すぎる北海道という土地柄も関係しているのだろう。
地域が協力して、各観光地を効率よく回れるようなシステムを構築できればもっと賑わうんだろうけど。
だけどそんな持て余しすぎている北海道の潤沢な自然が好きだ。
この屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖で、火山地帯のため周辺には温泉も点在している。湖底からも温泉が噴出しているらしく、前回の温泉や下の写真の温泉のような無料の混浴野湯も多数存在している。
(和琴温泉・コタン温泉・池の湯等、今日の写真は池の湯)
この辺りの温泉は温度が高いことから、湖水で温度調整をする。
真冬になると湖面は凍り、その中で入る温泉は格別で、夜になると満天の星空を見上げながら入浴ができたりするのだ。
そしてお湯が流れ出し温かくなった湖面に白鳥が集まるため、冬は常に身近に白鳥を感じられる。この辺をプラプラしていると温泉に立ち寄るのが日課というおっちゃんに出会ったが、この辺りは何もないと嘆いていた。こんなに素晴らしい自然と温泉があるのにね。