前にね、新しいカメラを買ったって書いたんだけど、その時は凄く中途半端に話が終わった。失礼しました。なんでそんな終わり方をしたかというと、別に焦らしたかった訳ではなくて、そのカメラを撮った写真でお披露目をしたかったから。
けどね、フィルムで撮った故に撮りきれなかった分、現像に出すのが遅くなり時間だけが過ぎていった。仕方なく家のトイレ撮ったり、洗濯物を撮ったりしてなんとか消化したんだけど(雑)、現像に出してみると、現像及び発送は来年になってからとのこと(ネットで注文した)。
そして今回、そのカメラで撮った現像済みのネガも合わせて出してみた。
店によってどの位仕上がりが違うかというテストだ。
でも、そうは言っても出来上がってくるのが年明けとなると、発送含め1月の二週目になる可能性が高い。誰も待ってないかもしれないけど、俺が待ちきれないじゃないか!
って事で、一緒にいた友人に写真を頂戴し、今日この場をお借りして。
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バン!
これが買ったカメラ。そして俺。
何のカメラか分かるかな?
『mamiya 645 1000s』です。
ヤフオクで2万円前後で落札したこのカメラは俺が生まれるよりも前からこの世にあったものだ。すでに所有してるmamiya RB67もそうだけど。
そして届いたものはというと、ファインダー側のプリズムに見事カビが生えていた。
けど、まぁいいです。カビ越しに写します。写ればだけど。
で、
試写一枚目。
どうだろう? 見事にちゃんと写ったよ。
町の現像屋へ上がったものを受け取りに行った時、ドキドキしながら聞いてしまった。ちゃんと写っているかどうかを。
続いては二枚目。
これはきっと俺のせい。ハイライト側に露出が引っ張られて、アンダーが潰れ気味に。
美味しそうな中身(スープカレー)が俺のせいで何にも伝わらない。
続いて三枚目。
向こうから差す光によって、道に映し出された影を意識して撮ったもの。
次に四枚目。同じ場所にて。撮った意図も同じようなもの。
とまぁ続いてmamiya 645の事を。
知ってる人からしたら当然知ってる話だけど、mamiya 645は、中判フィルムカメラ。
元々すでに一台持っている中判カメラを何故新たに追加したかというと、理由は2点ある。
一つ目は枚数の件。
写真撮影比率がハッセルみたいな6×6cmのスクエア(撮影フィルムの比率)に対して、mamiya 67は6×7cm、645は6×4.5cmってなってるだけど、要するにそれは中判のロール型フィルムを何センチで区切って撮るかって話。それによって、一本のフィルムでも撮れる枚数が変わってくる。67は10枚しか撮れなかったのに対し、645は15枚も撮れるのだ。その分写真は小さいんだけれど。(もちろん35mmフィルムよりは全然大きい)
そしてもう一つの理由は何より、コンパクトだ。
mamiyaRB67はバケペンと揶揄されたPENTAX67よりもはるかに重く、携帯性が悪い。
645は重さでいうと半分くらい(1.5kgくらい)で、一回り以上小さくなったその見た目は、カッコよくてどことなく可愛らしい。要するに見た目もいいのだ。
これならカバンに入る。なんなら常備出来る。
突然カメラからフルサイズ一眼が出てきて驚かれる事がたまにあるが、コレさえあれば更に人を脅かす事が出来るだろう。いや、それは所有趣旨とちょっと違うが。
そんなこんなで新しいカメライフをこれから楽しみたい。
ちゃんとした姿は改めてと仕上げ現像が上がったら披露しようと思う。