週末、野営キャンプに行ってきた。
冬のキャンプはキンキンに冷え込む中で何を食べてどう過ごすかが楽しい。
いつもキャンプ中は色々してるうちに写真が撮れなかったりするので、今回は心の余裕と、やる気を出して荷物になるけど珍しくレンズを2本持っていった。
軽く設営して、予め作っておいたとり串を焼く。
炭に脂が落ちてジュージュー言い出したら裏返すサイン。鶏の脂で増す火力。返した肉は程よい焦げ目といい感じの照り。そう、ここがシャッターチャンス。
予め装着していた55mmのカメラを覗く。瞬時に構図も決まり、太陽を鶏肉の奥側から浴び、ファインダー越しにも良い画だというのを確認し、満足げにシャッターを切る。
SDカードが入っていなかった。
なので今日は家の前に落ちていたゴミの写真。
目の前で落ちていくキレイな夕陽も、空気感満載の冬の薄暮も、大きな枯れ木の下で犬と散歩していたエモいおじさんも心の中にだけある。