週末の連休、久しぶりに地元北見で過ごした。
去年の春グリュック王国に行ったため、北見には立ち寄ったものの、ちゃんと帰るのは3年ぶり。
北海道の東側にある北見は、特に観光地があるわけでもなく人に説明してもピンと来る人はあまりいなかったんだけど、去年カーリングでちょっと賑わいを見せて、流行語「そだねー」で大賞を獲得し、多少知名度が上がった街だ。
一昔前、北見には夜景の見える通称「山」と呼ばれるスポットがあって、車の免許を取ると誰もがそこに訪れた。街の規模が規模なのでそこまで迫力はないものの、田舎町に住む者にとっては色んな意味で集いの場所だった。
空港から車を借りて、10年以上ぶりにその景色を見ようと車を走らせてみたんだけど、その場所あたりにいつの間にか高速道路が出来ていて、全然知らない道になっていて驚いた。というか迷った。
以前の帰省が上記のフォトブックを撮りに帰った時で、ちょうど三年前になるんだけど、この時、変わらないなーなんて想いを馳せて撮り歩いた場所も、ところどころすでに存在していなくて、寂しい気持ちと、撮っておいてよかったという写真の大切さを噛み締めた。
それでも窓を開けた時に感じるスッキリとした風、街の匂い、遠くに見える景色、友人なんかは全然変わっていなくて、やっぱり帰ってこれる場所があるっていいなって思った。