東京都及びその近郊に住んでいれば、大体の人が聞いたことがあるであろう環状七号線、通称「環七」。東京都でも最も交通量の多い道路の一つで、大田区を基点に、世田谷・杉並・練馬・北・足立・葛飾・江戸川の区を経由し23区を大きく囲む主要道路だ。
その中でも最も交通量が多い杉並から練馬方面に向かう途中の高円寺付近にアイツがいる。
見たことがある、もしくは気になっていた人が居るかどうかは分からないけど、環七沿いに面したアイツは一見商業施設にも見えるが、よくよく調べてみると団地だ。しかも老朽化でもう人は住んではいないらしく、1階部分で立ち退かないテナントがあるため、そのままになっているのだとか。
今までも何度か足を運んできた団地だけど、ここの団地は他とはちょっと様子が違う。
立地によるものなのかどうかは分からないけど、如何せんいたずら書きが多い。
こちらが前回アップしたものだ。
団地とは本来、そこだけで生活が機能するコロニー型であったため、郊外にある事が多くこんな主要道路沿いに建っているイメージがない。
落書きの上に貼られた禁止を促す張り紙。消すわけでも無い所もシュール。
本当あちこちに垣間見える落書きはもはや団地アートだ(落書きは犯罪です)。
裏側はこんな感じ。
団地あるあるのゴミが敷き詰められている。
元々の入居者のものと、おそらくそれ以外もあるだろう。
でもこうやってみるとこの建物が取り壊されるのもそんな先ではない気がする。
もう少し写真撮ってるので明日へ続く。