向春の候。2月全般の文例に使われがちなこの言葉。
でも春の訪れを感じさせるにはまだ全然寒く、なんなら寒さのピーク時こそ2月なのではないだろうか。北国では雪解けを1ミリも感じないだろうし、関東だってこれから雪が降ろうとも驚きはない。
カメラを趣味とする者たちも、こんなに寒くては写真どころではないだろう。
なんてことは特になく案外みんな撮っている(周囲自己統計)。
そして自分も例外ではなく。
春を向かえる待ち遠しさに疑いはないけれど、花に興味を持たない自分はなんとなく時が流れ、冬が終わり、勝手に春が来た的な春の向かえ方をすると思う。