せっかくの休日なのでどこか行きたい、みたいな思いはわりと誰しもが持っている。
ただ今の俺は、出かけている先で、せっかくの休日なので庭で過ごしたいという思いが強く、日が暮れる前に帰ってきて庭で過ごした。
あと10分早く帰ってこれてたら陽の傾き具合はいい感じだったんだろうな、なんて思いながら撮った写真が今日の1枚。
そういえば写真でこっち側からのアングルからってあまり撮ってない。
そんな事を考えながら庭時間を過ごす。
思えば一番最初はこんな古民家具合だった。
壁面の木材は痛み、草も生い茂りぼうぼうだ。
その草の茂り具合に家を買った時は、庭にスペースがあるなんて思えず、窓から外に出れば、石畳の通路があるなくらいに思っていた位だ。
そこから草を抜き、整地し、壁面に塗装をした。
さらに地面の方は植物との植え込みとの仕切りをつけ、レンガを敷き詰めモルタルに着色し飛び石を作った。
そして今年の春を迎え、今日の一枚目の写真の状態なった。
話を戻すと、そんな風に作り上げた庭の時間。
いわゆるガーデニングというのともまたちょっと違う気がするけど、自分で作ってきた空間というのが、更にその時間を充実させているんだと思う。
最近は植物の観察ばかりに目がいっていたんだけど、この日急に壁面の雨戸やサッシの古臭さが気になった。塗っちゃおうかななんて思い立った。
(2階にウッドバルコニーがあるから、このアングルって影があって独特だよね。)
そしてせっかくだから定点撮影にしようと、三脚を立てて10分おきに写真に残すように設定。ブログ的にもなんか面白いものになるかと思って。
塗られていく様の変化を撮ろうと思ってたんだけど、よく考えたら自分が入るよね。
定点撮影的にはよく分からないものになった。
ただ画角は固定なので、合成するとこんな遊び方は出来る。
複数人の自分を配置。この日は風が強く、キャップが飛ばされたので途中でタオルに変えた。その事が複数人で作業している風でちょっとおもしろい。
使用した塗料は黒のツヤ消しに1割白を混ぜた調合グレー。
でも黒い塗料っておそらく純粋な黒じゃなくて、青い顔料がたくさん入っているっぽく、白を足すと紺になった。まぁそれはそれでいいんだけど。
そして塗り終えたのがこんな感じ。
どうせなら全部片付けて写真に残すべきだったなんてちょっと反省。
古臭さは多少拭えたものの、茶系から紺系に変わっただけなので大きな変化は見えず。
でも白とかにするときっとどこかで飽きそうだからこれくらいで丁度いい。
のんびり過ごすも、雑草観察や、草むしり、そしてこういう作業も全てひっくるめて、今は充実した庭時間だ。