日々撮り散らかし。

日々撮り散らかし、日々更新し散らかします。使用カメラはPENTAX K-1。写真は雑食、スナップ・風景・ポートレート等まさに撮り散らかし。

つじのおばさんと呼ばれる人。

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今にくらべ、俺の幼少期って近所の人付き合いって多かったど思う。今ほど不自由さもなく、小さい頃からわりと道で知らない人とも接してたし、それが問題視されることもなければ、心配もそんななかった。そして近所付き合いも今より多かった気がするのは、上京して一人暮らしをしているせいだろうか?

 

小さい頃って来客は当然自分では選べない。もちろん自分に用事があって誰かが来るなんてこともなく、訪問者は当たり前に親の客だ。だから今考えると、どこの誰だか分からないおっさんおばさんが家に出入りしてたという記憶は、おそらくみんなあるだろう。うちではキリンさんと呼ばれてたひょろ長いおじさんとか、つじのおばさんと呼ばれる小柄でベリーショートにパーマをかけたおばちゃんとかがうちによく出入りしてた。

 

そのつじのおばさんと呼ばれる人が来ると、なぜだか分からないけどいつも張り切って餃子を作りまくって食べさせてくれた。そしてその餃子がめちゃくちゃ美味かったんだ。俺も小さい頃からそのおばちゃんにこき使われて一緒に餃子を包んでた。だからか餃子包みには結構自信がある。今日の写真は複数人で包んで焼いたものだから伝えづらいけど、写真でいうと一番右でピントが合ってる2個は俺が包んだ餃子だ。

 

 

家で餃子作りをするといつもまず最初につじのおばさんを思い出す。

 

 

そして繰り出す

「辻の呼吸 壱ノ型 片ヒダ包み」

餃子包み、基本の型だ。

 

いや、いいんだ。そんなどうでもいい話は。

撮りためた写真もパッと出てこなかったもんだから、大したこともない1枚の餃子の写真で、精一杯話を広げてみただけなんだ。

 

それにしても家で作る餃子やハンバーグって外で食うより美味いよね。