写真とは光が織り成す表現というのは今更なところなのかもしれないんだけと、写真を撮っているせいか、どうしても光差すものに目が惹かれる事がある。
というのも前回のオホーツク海の太陽もそうだけど、その光には常に変化があって時間と共に変化する。時間による太陽の高さもそうだし、天候や季節によっても変わってくる。その瞬間に出会えるという部分に何か貴重な魅力を感じカメラで残す。
今の職場に転職したのが今から約1年前になる。
東京メトロの地下通路、職場最寄り出口から地上に出る時間が朝の8時35分頃だ。
今の季節のその時間にだけ、その階段の角度に合わせて強い日差しが差し込む。去年の今頃はなんて強い光が差す階段だくらいに思ってたんだけど、ものの二週間もしたら日は当たらなくなった。日の差す角度って限定的なんだなってその時思ったのと同時に、あれからもう一年も経ったんだなぁなんて感慨深くなった自分がいた。