写真をやっていると、ふと落ちる影に魅了される事があるんだけど、もちろんそれは陽に照らされるからこそ落ちるもの。
PENTACON 29mm F2.8
光と影とはどこの誰が思いついたのか分からないけど、うまいこと言ったもんだと思う。その切り離せない密接さがきっと何かくすぐるんだと思う。
さてさて、先日1年以上ぶりにオールドレンズを引っ張り出した。
K-1になってから初めて付けた。 逆光時に現れるフレア以外でオールドレンズらしさってどこまで出てるのか正直分かってなかったりするんだけど、それでもオールド付けてる感は出る。気分で。
実はPENTAXはオールドレンズを使う上で2つのアドバンテージがある。
まずはオールドレンズが数多く存在しているM42というマウントが、銀色の輪っかをかますだけで付けれちゃうこと。
というのは、PENTAXの一眼レフは他社に比べ、昔からマウントに変更がなく、そこがユーザー思いのいい部分なんだけど、それ故にマウント側の口径が一緒。
現行マウントはスクリューじゃないから、輪っかで対応みたいな。
変にレンズが伸びる的なアダプタがいらない。
そしてこれで十分。マウント合えばいいだけなんだもん。
それともう一つ。これがでかい。
手ぶれ補正がボディ側にあるため、レンズを選ばない。
オールドレンズに限らず、レンズに手ぶれ補正なんて必要ない。
それってもの凄いアドバンテージだと思う。
要するにさっきの輪っか買って、カメラのキタムラとかハードオフで中古の数千円レンズつけちゃえば、オールドレンズが軽々しく楽しめるわけだ。
そんなオールドレンズで人を撮りたくて、急に掘り出してきたわけです。