日時は少し遡って8月5日。
いたばしの花火大会に行ってきた。
ちゃんとした花火を見るのは何年ぶりだろうか。
ましてや三脚を持ち出したのなんて、カメラを始めてから初めてだ。
花火は心に焼き付けるものだと思っているので(今回は撮影企画にお呼ばれして行ったけど)。
自分の中で、写真はファインダーを覗いて撮るものという、ちょっとしたこだわりみたいなものがあるんだけど、今回だけは極力ファインダーを覗かないようにした。
花火って瞬間的なものだから、必死になればなるほど心に残らないし、花火をファインダーや液晶でみるなんて勿体無い。
やっぱりその時の感動はしっかり心に残したいから、打ち上がる場所さえわかれば、そこをフレーミングしておいて、適当に長秒でシャッターを切ればなんとかなる。
(花火より撮影に重きを置くなら、その都度狙うべきだけど)
この写真はその時凄く心に残った1枚。
ちょっと下の花火がうるさいなとは思うけど、適当に撮っているから仕方ない。
一本の光線が、四方に広がっていくそのさまは、本当「君の名は」の様で、頭の中でRADWIMPSの「スパークル」が流れた。
君の名はでいうと、もっと散った花火が固まってる写真の方がそれっぽいんだけど、こっちの写真の方が、一つ一つの粒がキラキラとまるで宇宙の様だったのでこっちを採用。
前回設定の公開に反応があったので、一応載せてみると、今回は F10 6秒 ISO160だ。
花火の場合、花火そのものの光量は多いので、開放値で撮るよりも、長秒で背景に露出を合わせる。その時のシャッターを開いた分だけ、花火の軌道が写る。
6秒だと長すぎだよと思う場合は、その分の露出をISOなり絞りなりで稼ぐことが出来る。
ちなみに今回のレンズは普段常用してるヤフオクで買った千円レンズ(FA28-80mm F3.5-5.6)。
ここにアップすることでどれだけ劣化するか分からないけど、安物でもわりと写ってくれるもんだなって思った。
明日もう少しスナップ的な花火もアップしてみようと思う。
追記:やっぱりここにアップするとぼやけるのね。。。