日々撮り散らかし。

日々撮り散らかし、日々更新し散らかします。使用カメラはPENTAX K-1。写真は雑食、スナップ・風景・ポートレート等まさに撮り散らかし。

PENTAX K-1 今更ながらのレビュー。

 今日はちょっくらバイクで箱根まで足を伸ばしてきた。

そして雨に打たれた。

 

でも大丈夫。PENTAXの機種は防塵防滴仕様。

入浴時に首から外し忘れ、シャワーをぶっかけた時に気付いたとしても全然大丈夫だ。(そこまで気づかなかったのなら頭の方は心配になるが。)

 

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今年に入って、雨の日に写真を撮る回数が増えたんだけど、きっと防滴の恩恵ってそれなりにあるんだろうなって思うことがあって、なので今更ながら改めて我が愛機を再評価してみようと思う。

 

購入してから10ヶ月くらい経ってしまったけど、 それなりに使った今だからこそ言えることもあるんだよ。なんて言い訳をしつつ。

  

 

とはいえ、いきなりだけどぶっちゃけると未だに説明書も開いてないし、今後もまだ開く予定がないし、相変わらず使ってる機能はK-3の頃と変わらないし、なんなら設定もマニュアルでしか撮ってないし、新しく追加されたリアルなんちゃらという超解像撮影と、星を撮るのに長けているらしい、アストロなんちゃらっていう機能は未だ触りもせず、何となく撮っちゃってる。

でも実はそれって使いやすさが引き継がれた故に躊躇いなく使えてる部分もある。

 

そして購入当初は正直K-3との違いってどの位あるのか分かっていなかった。

 

厳密にこだわる人ならすぐに違いがあるのかもしれないけど、パッと比較して歴然な差があるほど、K-3は悪いカメラではなかったし、同じレンズで画角を比較する事なくK-3は手放してしまったし。

  

では買った意味なかったの??何の為に買ったの?ただのフルサイズに対する憧れ?って聞かれるとそうではなくて、やっぱりK-1の恩恵ってのは節々で感じることが多い。

 

まずはフルサイズ機としてはコンパクトなんだと思う。

今までと変わらず、さほど膨らんでいないリュックから、フルサイズ機がサクッと出せる感覚はちょっと誇らしい。そのカバンからそんなカメラ出てくるのかよ!みたいな空気になる。適当に入れても平気ってのはK-1に限らず、ある程度タフなPENTAXによるものか。

 

そして高感度時のノイズの少なさ。スナップをメインとしてる自分としては、撮影出来る時間帯の制限がなくなったのはとてもありがたい。K-3でのISOの実用は1600。欲を言えばもっと下げておきたいって思っていたけど、今なら6400まで上げても別にいいと思ってる。暗がりでノイズが乗るのは当たり前で、その要素も夜撮ったという雰囲気づくりに一役買っているだろうし。K-3での増感はそう思わせるものではなく、ただ絵が汚れていたように思う。それに加え、PENTAX K-15軸・5段の手ぶれ補正と高感度でもそれなりに撮れるのでさらに夜に強い。

 

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この写真は光量もあまりない深夜2時の撮影。

しんしんと降る雪の感じは、そこそこシャッタースピードが稼げるからこそ撮れる。

 

 

 

普段から自ら現像時にノイズを乗せちゃうくらい、今のとにかく綺麗に写るみたいな風潮はどうでもよかったりするだけど、とはいえ最初から綺麗に撮れませんみたいなのは買う気はしない。

でも素直に撮ろうとすれば当然素直にも撮れるポテンシャルはある。

 

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PENTAX FA31 Limited  F2.8

 

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PENTAX FA31 Limited  F2.5

 

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SMC PENTAX-FA 3.5-5.6 ZOOM LENS  F5.6

上記3点は未現像。

 

それこそ三点目はヤフオクで千円で買った古い設計の便利ズームレンズで、特別困ることもないのでわりと多用していて、レンズが良きゃいいって事でもないことが分かる。

*カテゴリー内「smc PENTAX-FA 28-80mm F3.5-5.6」にて、安いレンズで撮ったものも結構載っているので気になる方は確認してほしい。

 

これらで言えるのはフルサイズという素子のサイズアップによって、

奥行きがより表現出来るようになったと思う。(比べてないから想像だけど)

 

 

そしていよいよPENTAXにも可動式液晶が採用されたことによって、ローアングルも容易になった。

 

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カメラはファインダーを覗くのが醍醐味という思いはあるものの、

いざっていう時のバリアングルはやっぱり便利。

 

 

続いてこちら。

 

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なんの写真かというと、

 

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この写真の一部をトリミングしたもの。どこかは勝手に見つけてほしい。

フルサイズによる解像感がハンパない。

去年の暮れに購入した5k iMacでみると、モニタの良さも相まって息をのむ程の臨場感を感じたのである。

 

 

 

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そしてうまく言えないんだけど、おそらく階調が豊かだ。

 

RAWで撮って現像する時の色の表現力がぜんぜん違うと思う。

K-3だとすぐに転んでしまう色がK-1だと耐えるという事が多々あって、同じ感覚で過去K-3で撮ったものを現像しようとすると途端に破綻するため、現像する気が少し失せてしまった。

 

 

 

と、色々PENTAX K-1の良さを語ってみたけど、ちょっと不満も無くはない。

 

まず、ボディ上面液晶から露出計が消えたこと。こよなくスナップする自分としては、ファインダーを覗く、もしくは背面で露出を合わせる事をせずとも、上面で明るさが見れなくなったのは結構切ない。背面で見りゃいいっちゃいいんだけど。

 

連射速度と書き込み速度の低下。

フルサイズと高解像度が相まって、上記の2点は低下した。両方共連射時に感じる事なので、そんなシーン以外では感じない部分ではあるんだけど、スナップをする自分でもたまには連射したくなる。

 

 と、不満も無くはないが、それはどのカメラでもなにかしら思うことで、それでもやっぱりいいカメラだ。 

 

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最後にこちら。

PENTAX-K1を購入して記念すべき1枚目の写真は自分の洗濯物だった。

そしてこのコインランドリーは今はもう無くて、写真本来の役割(記憶を残す)としても一役買っている。

 

 

価格ドットコムにてK-1のページを見てみると思うんだけど、1年以上経ったにもかかわらず全く値崩れしていないのもちょっと嬉しい部分。購入時の価格と変動すらない。そこも価値の高さを表してるんじゃないかって勝手に思っていて今更のレビューがどれくらい人の役に絶つかは分からないけど、これからもしばらく日々撮り散らかしのメイン機はPENTAX K-1なので、PENTAXに興味がある人は当サイトを参考にしてもらえればと思う。