高島平団地の事である。
ここの団地は、団地好きであれば一度は通るべき場所と言われており(言われてないかも)、高度成長期の昭和40年代、東洋一と言われたマンモス団地で最も都心に近いという立地条件からも人気だったようだ。
昭和30年代からの高度成長期を象徴する団地。
当時5階建てが主流だったこの時代に高層棟が立ち並んだ。
ただ皮肉にも70年代にはその高層故に、自殺の名所として社会問題化。
そこから一気に全ての場所にフェンスを張り、屋上への立ち入りも禁止された。
それでもこの団地は、とりわけ過疎化している訳でもなく、
今でも多くの賑わいを見せている。
自分はけっして団地マニアな訳でもなく、時代が生み出した哀愁を感じる場所として時々団地を訪れていただけなんだけど、今年になってからはこういった高層団地に訪れる機会も増えた。
これから自分はどこに向かっていくのだろう。