京都のはるか北側、いわゆる京都とは程遠い場所に位置する伊根の舟屋に行っていた。ついフネのイナヤと言ってしまいそうになるが、舟が着く場所と思い返せば伊根の舟屋と正される。そんな場所。
実はここ前々から行ってみたかった。そしてとうとう行ってきたんだ。
GW、福井の後に。
福井は行ったことない県なので行ってみたに過ぎないんだけど、ここは本当に行ってみたかった。そして結論から言うといいよ、ここ。
行ってよかった。
いや、もう少しちゃんと調べます。
少し調べました。
ざっくりいうと伊根湾にせり出して建築された舟屋集合区。
一階が船揚場、物置、作業場になっていて二回が居室なんだとか。
それでもってここの何が凄いかって、この伊根の9割がこの手の作りで海に面しているのだ。
それによって撮る写真は似たようなものばかり。
きっと誰が撮ったって同じような写真になる。よって下記にあげている写真は同じようなものばかりだ。
だけどいいのだ。別に写真を撮りに来たわけじゃない。
見てみたかったのだ。
上の三枚はフィルムで撮ったもの。
趣きのある集合舟屋はフィルムで撮るととても味が出る。
ちなみに三枚目のこの写真、手前側の茶色っぽくなってるのは浅瀬なわけではなく赤潮だ。プランクトンがたんまりいる。
舟屋だけに舟写真。
この手前のも舟。階級社会が見え隠れする。
これもプランクトン。ここまで赤いと見事だよ。
特に言うこと無し。
対岸でバーベキューだろうか?何かやっていた。
海と常に隣り合わせな環境だけにこの行為も普段の生活の一部なんだろうけど、こんな日常って凄く羨ましい。
GWにも関わらず場所が外れなせいか、ひとけが少ない。
そしてそれが凄く良かった。※いないわけではなくそれなりにはいる。
そしてこの伊根の舟屋、別に雰囲気があるのは海辺だけではない。
もちろん海辺が1番だけど。
中道の写真はまた明日にでも。