こんにちは。
昨日出そう出そうと思って出していなかったフィルムの現像をしてきました。
出すべきタイミングで出さないもんだから、もう待ちきれない!ってなった時はどうにも出来ず結局、即日現像してくれる所への持ち込み。
4,200円くらい飛びました。
出したフィルムは
・mamiya RB67で撮ったブローニーのPortra 400 10枚
・MXで撮ったEktar 100 37枚
・写ルンです 27枚撮り
の3点。合計74枚。
普段はデジタルをメインで使っているので71枚の写真にお札が飛んで行く感覚がなんともスリリング。フィルム代と現像代で一枚単価95円前後。
やっぱり次からはいつもお世話になっている、
RyoAnnaさん
NR03さん
たちが使っているプリネットワンを利用しようと思う。
なんせ今回上がってきた現像の仕上がりが。。。
特にmamiya RB67。。
残念って事でもないんだけど、デジタルと併用していた分新鮮味が全くない。
フィルムカメラの場合、当然その場で画が確認できないので、念のためデジタルでも撮っておこうなんてやると、まぁ見事にフィルム現像が上がってきた頃にはデジタルで散々見まくってたりするのである。
というわけで一枚単価95円の写真達は、その対価に値するほどの感動は得られず、次からはデジタルと併用した撮影はしないぞ!なんて心に決める。
それでも写真というものは、その一瞬に価値があったりするので、撮り直しはまず効かず、念のためという邪念が捨てきれない。遠方であればあるほど。
でも捨てるぞ!!
とまぁ、そんな話もありつつもタイトルの話。
「写ルンです」が中々面白かった件。
まずフィルムカメラを二種も持っていての写ルンですの利用価値。
なぜ写ルンですを持っていたか。
去年だったかな?
30周年だったんだよね。写ルンです。
昔からカメラっ子って訳でもなかったけど、それでも若かれし頃修学旅行といえば写るんですが定番で、2〜3個は持って行ってた。
その頃何を撮っていたか覚えてなかったけど、今言われるような独特かつノスタルジーな風合いとかそういう記憶じゃなく、ちゃんと思い出の記録装置として機能していたように思う。コンビニで現像依頼なんて普通に行われてたし、写るんですが実用的な時代に生きていた。
なので去年買っていました。30周年なのねーなんて思いながら。
だけど別に、ここで撮るなら写ルンですでしょ!なんてシーンは全く無いので、なんとなくお飾り的に家の中で転がっていた。
なんだけど、とうとう来ました。
こりゃ写ルンですの出番でしょ!みたいな時が。
それは何かというと、スノーボード。
フィルムカメラをゲレンデに持っていく理由なんてないし、そもそも目的は撮影じゃなくて滑走だ。
同じ事はデジタル一眼にも言えて。1kgを超えるボディを抱えたまま終始滑るなんて気が気じゃない。転んでもPENTAXは丈夫な気がするけど。転び方によっては体を強打する。1本降りるくらいなら少し気をつければ問題ないだろうけど、ゲレンデのロッカーは開ける度にお金がかかる仕様。そしてそのために乗った気分を遮ってロッカーに戻るほど、滑走に対する写欲もない。
そこにぴったりなのが写ルンですだ。
なんせ軽い。ウエアのポケットに入れてたら、入っていることを忘れるほどに。
なんか長ったらしく書いたけど、そんなこんなで写ルンですを消化しました。
山頂からの一枚。
リフトから。木の陰が面白く狙ったもの。影の出具合は現像屋さんの腕次第。
なんか面白いでしょ?
改めて写ルンですを使ってみて思った事。
◎当たり前ながらピント合わせしない。よって接写には向かない。接写をすると奥の方にピントが合うよ。逆に言うとあまり考えなくていいかも。サッと使える。
◎シャッタースピードは案外低速。三枚目の写真は乗り物の中から移動中に撮ったもの。流れるまでは行かないまでも、ブレます。でもそれも含めていいと思えればよし。
amazon見てみたらこんなにお安い。
確か俺が買った時は周年記念物って事もあってか千円超えてたし。
これなら常にカバンの中に忍び込ませていて、ちょっとしたスナップにいいかも。
お試しでフィルム体験してみたいっていう方には案外おすすめです。