おはようございます。
今日は台風一過なのか、物凄く猛暑に見舞われている。
暑さにビビリそうになりながらも、急にカメラの事でも書こうかと。
写真をやってる人以外には分からない話かもしれないけれど。
まず自分の写真歴。
始めてカメラを買ったのは5年くらい前だろうか。
きっかけは。。。
パチンコで勝ったから。
(別にしょっちゅう行っている訳ではない。現にもう二年以上行ってないし)
そんな自分は日々撮り散らかしてはいるものの、
未だ機能の8割は使いこなしていないと思う。
撮る時に触る設定は、
絞り・シャッタースピード・ISOの三種類のみ。
ダイヤルはもう1年くらいマニュアルのまま。
もはや利便性を無視している気がするけど。
なんでそんな事になっているかというと、
PENTAXという機種の露出を信用していないから。
いや、批判ではないけど。
大好き。PENTAX。ただ露出は暴れます。
実はつい1年くらい前まで露出って意味を知らなかった。
便利すぎるのか、頭が悪いからなのか、
暗い・明るいは露出補正で調整してたけど、
それが何を意味してるのか分かっていなかった。
で、MXを使っててようやく気がついた。
露出の概念を。
デジタルを何年も使っていて、その便利さ故になんとなく撮れていた。
その割に、撮ったけど暗い・明るいってなって、そうこうしているうちにカメラに頼るのを辞めた。
それが今の状態。ようするにガザツなのです。
撮る前に色々いじるのが面倒で。カメラに露出計はあるしね。
そのくせ最近中判への憧れもあって、
mamiyaRB67を買ってしまったという。
基本、写真なんてシャッター切れば写ると思ってるんだけど、
やっぱりフィルムの空気感には憧れる。
そしていよいよ次に買ったmamiyaには露出計なんてついてない。
要するに電気使ってない。全機械式。
今回のタイトル、電子と機械。
これまた手を出すまで何にも思っていなかったんだけど、
電気使ってないって凄いことだなって。
どこかおかしくなってもなんとかなるんじゃないかって。
届いたその日、各パーツを組み立てるのすら一苦労するくらい何がなんだか分からなかったんだけど、何度か外に持ちだしたりして手に馴染んでくると、不思議なもんで愛着が湧き、そのアナログ感を理解しようと思いだした。
つーことで、本日ようやくの写真はこちら。
ぶっ壊してやりました。
ってのは冗談です。
このカメラ、凄くシンプルに出来ていて、これくらいバラバラになる。
そしてそれが凄くよく考えられて出来ている。
なんでこんなになってるかというと、原因はこれ。
変な光が漏れていて、それが撮影した写真あちこちに入ってて。
さすがにこれはいただけないと、ネットで色々調べてたら、
考えられるのはモルトっていうやつなのかなって。
モルトというのは、各部位の干渉を防ぐクッション材としての役割と、遮光の役割を果たしているスポンジ状の物だそう。
そんなもので光の漏れを防ぐだなんて本当アナログだ。
ということで、早速バラして各モルトをチェックしてみた所、
驚くことにほとんどの箇所でモルトが無くなってた。
むしろこれでもちゃんと写るんだって感心した。
こちらはミラー側部。ほぼ何もない。カスがあるだけ。
さすが自分が生まれる前からあるカメラだ。
外観こそそこそこ綺麗だけど、経年劣化は当たり前にある。
まずは自分で交換してみて、改善しなかったらカメラ屋さんに持って行こう。
自分でメンテナンスできて、多くのパーツを必要としない機械式。
本当すげーって思う。
デジカメなら電源が入らなくなっただけでゴミの日に出すもんね。
そしてそんなものを相当昔に作った先人の人ってマジでやばい。
そんな事を台風の最中、夜な夜な外の風を気にしながらも思っていたのです。
おわり