日々撮り散らかし。

日々撮り散らかし、日々更新し散らかします。使用カメラはPENTAX K-1。写真は雑食、スナップ・風景・ポートレート等まさに撮り散らかし。

路上の美術館。

f:id:hibi-mae:20180829162930j:plain

 

以前にもアップしたような気がしてた上記の写真。

ブログ内を探してみたけど見つからなかった。いや多分どっかにあるんだろうけど。

 

この写真は80年代に最も成功したと言われるキース・ヘリング(31歳で、他界)とバリー・マッギーというストリートアートの先駆者達が描いたワタリウム美術館の向かいにある建物で、しかもそれをフランスの写真家JRが窓に目の写真を貼ったという、なんか贅沢なコラボを、写ルンですで撮ったものだ。

 

もともとなんてことのないこの建物は現代アートを代表する3人が関わった事で、途端にこの道に彩りをもたらし、価値のあるものと生まれ変わったように思えた。

 

 

 

 

はずだったんだ。

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180830174835j:plain

それから5年ほど経った今、気がついたら建物は壊されていた。

 

別に展示品でもなければ、ただの建物に施されただけのものだから、消えてもおかしくはないんだろうけど、こんな少スペースの建物が消えた所で、ここに価値のある建物が建て直されるとは思えない。まぁ、でもこれがストリートアートの末路なのかもしれないけど。

 

 

f:id:hibi-mae:20180829160714j:plain

ただ、よく見ると壊した壁の側面に新たなアートが出現してた。

もとからあったのか壊れてから書かれたのかは不明だけど。

左の非常口的なのは以前からあったけどね。