日々撮り散らかし。

日々撮り散らかし、日々更新し散らかします。使用カメラはPENTAX K-1。写真は雑食、スナップ・風景・ポートレート等まさに撮り散らかし。

自分がいいと思えたものが他の人にも通じた時。

自分がいいって思えるものが他の人にも共感してもらえると嬉しい。

それは色んな事に言えるんだけど、もちろん写真もそう。

 

 

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だけど天邪鬼なのか、写真を撮る時は万人受けを狙わないので、自分が撮る写真は大抵ニッチだ。例えば街角で誰かが撮ったきれいな紅葉の写真と、俺が撮った上記の写真が並んでいたとしたら、投票を集えば十中八九紅葉の方に表が集まる。

 

もちろん自分も人に伝えるというという事を生業としているので、どういったものが人にウケるかはある程度理解しているつもりだけど、写真をみんなにウケたいが為に撮ってはいない。だからこそこういった場所でほそぼそとアップしているのだ。

 

 

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とはいえ、では他人の評価は全く気にならないのかと聞かれるとそうではなくて、やっぱり褒められると嬉しいし、いいって言われるとありがたい。

 

要するに自分の意志と、自分の中でこれがいいって思えるものが他人に認められた時の感動はひとしおだ。

 

実は先日、忘年会を兼ねた十数人程度の写真仲間の集まりにて、写真コンテストたるものが行われた。部門は3つに分かれていて、「集まり内で撮ったもの部門」「自由部門」「写ルンです部門」となっていた。

 

ライバルは13人。写真には番号が割り当てられ、それぞれが名前を伏せて自分以外の写真に2票入れるというもの。

 

漠然と参加してみたものの、実際写真が13枚並ぶと、たった13人という参加者だとしても、その意味に息を呑んだ。13枚もの写真には互いに被写体に縛りがなく、自由で、ものの見事に色んな写真が並んだ。

 

開票は集めた票の数字を読み上げていくというもの。それを正の字で各番号に足していく。そしてそれは案の定、各々の好みで票が割れた。

 

 

 

そして結果としては、

「集まりで撮ったもの部門」2位

「自由部門」2位

写ルンです部門」1位という結果に。

 

 

残念な事に3冠とはならなかった。

 

というのは冗談で、自分のニッチな写真が小さいコミュニティの中ではあるものの、ある程度受け入れられたというのが嬉しかった。

 

 

《以下各部門に出した写真》

 

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「集まりで撮ったもの部門」

 

 

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「自由部門」

 

 

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写ルンです部門」

 

写真コンテスト的なものに応募した事はないけれど、こんなにマジマジと人に写真を見られ評される機会ってそうはないので、新たなアウトプットのカタチとして面白いなって思った。