連休前半、特に大したことはしてないんだけど、車で走っていた時秋の空に包まれた。
うだる暑さと照りつける太陽が眩しい夏に、凍える寒さが続きどこか色も景色も乾く冬。秋という今はその隙間にあり、一体どこからどこまでが秋なのかの線引が難しい。
秋がなんとなくおセンチな気分になるのは、夏の未練を引きずりながら、1年を精算するかのように木々が枯れ、今年の終わりが見え隠れするからだろうか。
そんな事を考えながら、秋の陽が落ちる方向に車を走らせた。
ちなみにふらっと立ち寄った戸隠の鏡池と呼ばれる湖は、もうまるで冬の装いで、天候のせいもあって水面には何も映さず、それが逆に何か可笑しかった。