週末歩いていると、いやどちらかというと道に迷っているとこんな公園にたどり着いた。孤高の公園なんて言うと大げさかもしれないけど、ここの公園はなんだか何にも媚びていない気がした。
なんでそう思ったかというと、まず配色。
ポップな色使いなら子ども喜ぶでしょ?的な、大人の安易な媚がない。
シックなトーンでどこか憩う者を選んでいるようにも思える。
そして奥のジャングルジムを見てほしい。
写真じゃ伝わらないかもしれないけど巨大だ。
これぞジャングルジムという名にふさわしい。高さも幅も通常サイズの二倍はある。大人も見上げる大きさだ。現在では鉄パイプというだけで子どもが頭を打つとか、怪我をするという理由で次々に廃止になっていっているようで、その流れからするとこの佇まいは孤高だと思う。
今の大人は小さい頃こういった遊具で沢山遊び怪我をしてきた。だけどみんな立派に大人になった。何でもかんでも危険だと廃止する今のご時世に媚びないこの公園に何か惹かれるものがあった。