昨日の伊根の舟屋の続き。
ところで、中道なんて言葉あるの?
要するに舟着き場の道じゃなくて、中側の道だよ。って事。
伊根の舟屋の良さの一つに海の側面建造物って事の他に、木造ってことがある。
あの情緒あるステキな景観は木造によって作られていると思うんだ。
ということは当然、館の表側も十分雰囲気があるわけで。
今日はそんな写真。
どうだろうか?
川越等の俗に言う小江戸や、倉敷にある美観地区のような飾りっ気や商売っ気は一切なく、単純に生活のために形成された美しさがある。
そしてその風情はやっぱりフィルムが良く似合う。
こちらはただの脇道。
生活のための水路があってそこで何かしているおじさんがいた。
歩いた限りで、ここが1番栄えている場所だ。
Y字路になっていて、栄えてるとはいえ、商店が一件あるくらい。
そう、ここ伊根の舟屋は特に観光地として成り立っている訳ではない。
商店で大胆に告知されているのはロッテのまろやかがアップしたチョコレート。
(当然昔からの使い回しで、今のロッテにそんなキャッチコピーはない。)
きっと今ここでチョコは買えない。
ちなみに上記の場所ではない商店に入ってみた。
昼食をとるためだ。
観光地化されているわけでもないこの場所では、食事をする場所が極端に少なく、空腹に襲われた。そんな時「カップ麺あります・お湯入れます」のPOPに釣られた。
これが店内。二枚目の写真はフィルムにより、ちょっとピントがあまくなった。
生活必需品は取り揃えられてある。のか?
店内では、「すみませーん」と大きめな声をだす。
そうすると奥からちょっと小走りでお店の人がやってくるというシステム。
そこで買った「エースコック いか焼きそば」にプラス数十円足してお湯を入れてもらう。
一応カタ麺でと言ってみた。
話は戻って中通り。酒蔵があった。
ここが1番観光地っぽかったかも。なぜならここで酒粕アイスを食った記憶が何となくあるからだ。
庭と海と鯉のぼり。庭が海ってやっぱりこの街凄い。
都会ならモンスターペアレントな人たちが騒ぎ立てる事だろう。
伊根の舟屋は当然、建物の裏が海なわけで入り口が開いているとこのように海が見える。
こんな景色がアチラコチラで。
こうやって見える通り、建物の奥行きも広くない。
しかしこの駐車場、中々緊張感があると思う。
この様に趣きのある建物がずっと並ぶ。
あまり行き過ぎると車を止めた場所まで戻るのが一苦労なので引き返したが、伊根の舟屋想像以上に良い所だった。
京都からさらに2時間半はかかるという場所柄、そうそう来れる所ではないが、是非また訪れたい所となった。