昨日告知した通り、mamiyaRB 76と併用して撮った写ルンです写真を公開。
当然ながらルートは全く同じ。自宅付近から原宿で降り、北参道・千駄ヶ谷方面。
この写真は相変わらずのうちの近所。
何の花か分からないこいつは、近所の見栄っ張りおばさんが前に説明してくれた。
どうやら外来種できれいな花を咲かせるくせに雑草の一種。
という事で、「外来種」「オレンジ」「雑草」で検索。
簡単に情報が見つかった。名前は「ナガミヒナゲシ」
1961年に東京都世田谷区で初めて確認され、現在は日本各地で観測される。
ひとつの芥子坊主から1000〜2000の種子をばら撒き、爆発的な繁殖力を持つ。
今年に入って埼玉県で危険性の周知と駆除の協力を呼びかける自治体まで現れているのだとか。なぜ危険かというと他の植物にたいし足を引っ張ることにより、農家に致命的ダメージをも与えかねないのだそう。
あ、話が大きくそれた。なんせ俺も今知ったもので。
上京してからずっと、雑草のくせにかわいい花を咲かせるな程度に毎年気にかけてたから。
で、写真の話に戻すと写るんですがRB76と大きく違うのは、何を撮るにしても気楽ということ。
その辺りのクイックさがたまらない。そして覗き窓(ファインダー)の画角がどこまで正しいのかも分からず、非一眼レフ故に想定した構図をよく裏切る。
場所は代わり、原宿。
気になった建物の正面を撮っただけだが、途端にオールドだ。
この感じもたまらない。
こちらは前回mamiyaでも撮った場所。
CR200の描写より、暗部が出てる所が憎たらしい。
これはいつごろの建物なのだろうか。写り込んでいるフレアがプラスチック特有の拡散。このチープさもいいな。
細く入る光にそそられ何となく撮ってみた。
暗所は弱いみたい。次はチープなフラッシュも使ってみたいな。
新国立競技場建設現場。ピンこそ甘いものの、このチープさがたまらない。
それでいて建設現場は生物。この絵はもう撮れない。
都営霞ヶ丘アパート。全景。こういう引きの絵がmamiyaではなかなか難しい。
昨日と立ち位置は同じ。
とりあえずここまでが昨日のmamiya散らかしと並行して撮ったもの。
比べてみて思うのは、画角も気軽さも解像感も全て両極端だった。
フィルム特有の現像するまで何が写っているか分からないという感覚をもっと盛った様な印象。ピントの合う部分、フレーミングも全て上がってからじゃないと分からない。
ただこのチープさ、オールド感は個人的には結構ツボで、一つの表現方法だと思った。
重宝していたんだけど、いつの間にか39枚撮りの直営がなくなっていた。
27枚撮りはまだあるみたい。安いしこういうものは買える時に買っておくべきだと思った。
凄く軽いしカバンの中に入れてても邪魔にならず。
これからも時々持ち歩こうと思う。