日々撮り散らかし。

日々撮り散らかし、日々更新し散らかします。使用カメラはPENTAX K-1。写真は雑食、スナップ・風景・ポートレート等まさに撮り散らかし。

両極端。

それは4月の最終日。

例のメッセージ性のフィルムをもらった時の話。さっそく使わせて頂いたブローニーフィルムに像を写してくれるボディはmamiya RB67。

重さは三キロを超え、スナップにはとても不向きなスタジオカメラ。

※ウエストレベルファインダーのものだとプリズムの重さがない分、マイナス一キロくらい。

 

そいつは外に持ち出すと、ぶら下げるというよりは抱えているといったイメージで、街中を歩くと、すれ違う人はやっぱり目線がカメラに行くし、カメラを持っている人も目を丸くする事もあるくらい目立つ。PENTAXの中判機ですらバケペンという異名を持つくらいなんだから、プリズムファインダを搭載したmamiyaはそのバケものよりさらにデカイ。

それでいて一本のフィルムで撮れる写真枚数は10枚だ。

 

そんなmamiyaには135mmというレンズがついている。

中判だから35mm換算だと70mmいかないくらい?

 

要するに標準域よりちょっとだけ望遠寄り。

そういう画角で写真を撮るとポートレートでもないかぎり、たいてい何かを切り取るという感じになりがち。少なくとも、道路の反対側から建物を端から端までという撮り方は出来ない。

 

そこで持ち出したのが、写ルンです。物心ついてから2度目の登場だ。

前回はスノボ用だったのでむしろスナップに持ち出すのは初めて。

 

頂いた特別なフィルムを入れた、もの凄く重厚感のあるmamiya RB76に対し、レンズ付きフィルムというもっとも簡易なカメラ。

その両極端なバランスにちょっとニヤけながら、その日は相変わらず色々撮りまくった。特にためらわずに。いいなというものに対し大事に撮ると、いつ撮り切るか分からないので、その兼ね合いが難しく。

 

そんなこんなでその日に撮った本数はブローニー3本と写ルンですまる1個。

一日でそんなにフィルムを撮りまくることもなかなかない。

あ、珍しくデジタルがお留守番してたからか。

 

そして翌日には現像に送ったので、後何日かすると上がってくるはず。

GWも終わりに近づいているのにまだ楽しみを残しているって所に幸せを感じる。

 

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写真はMX で撮ったFUJI C200によるもの。