近所に絵に描いたような見栄っ張りな家がある。
この季節になると、たった2週間もしないで枯れるであろうチューリップが数百本咲き、また違う季節になると家の壁をバラで覆う。
先日そこのおばさんと話をしてみたんだけど、そこに咲いているチューリップの数はおよそ650本。冬の間に球根を土に入れておかないと大きな花を咲かせないんだとか。
そして家から10分も歩かないであろう所に、おかしなチューリップを見つけた。
完全に人の手が入ってないであろう荒れ地の隅に、抵抗するかのように咲くチューリップ。見栄っ張りおばさんの話を重ねると、咲かせるのに手を焼きそうなこのチューリップはどうやって咲いたのか。
余談だけど、見栄っ張りおばさんの家の壁はこんなだ。
(過去に撮った携帯に入ってた軽いデータ)
《告知》
ちょっと前に書いたWEB個展。
その後数日で無事閉館し、新しく『学校』という名で開催しました。
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