先週末の茨城の帰り道、前々から気になっていた佐原という町に立ち寄った。
有名なのかどうなのか分からないけど、川越に並ぶ小江戸的な町。
川にはいい感じの小舟が並ぶ。
知名度的に全然期待していなかったんだけど、自分的には想像していた以上にいいところだった。いや本当に。初めて川越に行った時に感じたのは人と車の多さ。町並みに対して人の歩くスペースと道路のバランスがとても悪い。メインストリートに車にとっても主要の道が走っていて、風情を楽しむにも全く落ち着かなかった。それがこの佐原という町は対照的。この写真のメインストリートは主要道路から少し入った所でそもそも人が少なかった。そして建物にもいい感じの趣きがある。なんていうか観光目的で作られた感じがしなかった。
飾らずいい感じで古臭いのが凄くツボ。
雰囲気をぶち壊す、B級感ただよう白鳥船があるのもまたなんとも。
今は見かけなくなったファンタの看板や、朽ち続けているお酒の看板。決して作られたものではなく、時間の経過による趣き。
こんな絶妙な建物もあった。その名もカメラの三越。帰ってから調べたけど東日本大震災によって崩壊したらしい。。
まだ写真撮ってるけどそろそろ今月の写真利用量が危うくなってきた。
一枚の画像解像度次回から下げなきゃ。
って話が少しそれたけど、こういう所に行っていつも思うのは、まずその場の空気を楽しむこと。写真先行で立ち回るとたいていそればかりに気を取られ、心に残らずそしてそれがその想いが写真に乗らないと思うから。写真を撮るかは別としてもまた足を運びたいと思った。