梅雨入り前半はわりと晴れ間も多くあって、梅雨なんてなんてことないと思っていた。
ただここ連日ずっと雨が続いている。
写真が撮りたいとかそういう話ではない。
洗濯物が乾かないのだ。
梅雨入り前半はわりと晴れ間も多くあって、梅雨なんてなんてことないと思っていた。
ただここ連日ずっと雨が続いている。
写真が撮りたいとかそういう話ではない。
洗濯物が乾かないのだ。
喫茶と純喫茶の違いはアルコールと女性が付くかどうかの区分けから来ているらしい。
この知識を知らないでいると、喫茶って書いておきながらスナックじゃんかってツッコミを入れそうになる。
ただ表向きはまるで純喫茶風なところがにくい。
でもそんな大味なところが趣であり、いいところだとも思う。
四万の中の温泉街の話だ。
ほどよく枯れたこの場所に惹かれ、年一ペースで足を運ぶ。
もう日が沈むかもしれない。
そんな思いを薄々感じながら車を数十キロ走らせた。
そして思った通り日が沈む。
その時苦し紛れに撮った1枚。
いや、正確には2枚だけども。
無計画がすぎるとこういう事になるんだけど、そんな無計画さは嫌いじゃない。
それが例え遠く離れた地だとしても。
一週に渡ってアップしてきた鶴見線沿線。
月曜日というのがすごく中途半端だけど、今日が最後で最終駅は海芝浦という駅。
ここはどんなところかというと写真でみたままなんだけど、駅のホームが海の際にあるという駅だ。
なんとなく話には聞いたことはあったんだけど、実際に足を運んでみるとお見事だ。
ホームから海が見えるなんてのはきっと探せば沢山あるんだろうけど、ホームがこんなに際っきわな駅なんてそんなに多くはないのではないだろうか。この日みたいな曇天でもちょっと不気味なのに、波が高い日とかどんな事になってるのだろうか。
ホームのベンチはこの通り。トタンの壁が無かったらひっくり返ったら海ポチャ仕様。
そしてこの駅、不思議なことに私有地の中に存在しているらしく、構内?から出ることが出来ない。ロケーションが良いので訪れる事はあったとしても、そのまま折り返しだ。しかも電車の本数はもちろん多くない。
写真で分かるように悪天候時にここについた場合、次の電車が来るまでひたすら不安だけをつのらせる事になる。
ただ、駅構内?に小さな公園があって(本当に小さい)、そこで黄昏たりすれば多少は時間も潰せる。雨が降っていればそれすらも叶わないが。
海の対岸には工場地帯が見える。
見ようと思えば、どんよりとしたディズニーシーに見えなくもない。
電車の中からみるとこんな感じだ。こんな駅が存在するのかなんていう驚きを感じながら、とりあえず次の電車をひたすら待って早々にこの場所を後にした。
この場所は海水浴もバーベキューも出来ないどころか、散策することもできないが、興味がある人は一度行ってみても面白いかも。
鶴見線に乗ってきた〈おわり〉
この駅はどういう駅かというと、ひたすら猫がいる駅だ。
どれくらいいるかと言うと、構内というかホームというか改札内にいる。
まずこの写真、安全のためにアナウンスされがちな、黄色い線の内側というか外側というか、ギリギリのところにさっそくいる。
こいつ一匹がいるだけならただの名物猫止まりなんだろうけど、そういうわけでもなく他にもいる。
この猫なんかは、四足動物とも思えないような座り方でこっちを見ている。
そしてこの猫はとにかくクセが強く、仲間猫に股をすっぽりハメてこっちを見てる。そして仲間猫は無関心というところがなんとも可愛らしい。
本当に自由だ。
そして股をはめられた仲間猫の方はというと、違う猫に興味がありそうだ。
だけどクセ強め猫がそこに割って入る。
そしてそれらを上から見ているボスっぽい猫。
ここまでで登場した猫が5匹。
これらはすべて改札内での出来事だ。
もちろん外にも出た。
外はやたらと曇天が似合う工場地帯だった。
多少見かけた生活臭。
そして外にも猫がひたすらいたが、もう撮り飽きていたので撮ってもいない。
猫好きの人は足を運ぶと高確率で当たるのではないか。
むしろこれだけ出会うと、逆に出会わないことってないんじゃないかと思う。
帰り際、一匹を残してフォーメーションを組んでの見送り。
その割に全員が目線を外すというツンデレ感。
扇町駅は本当ひたすら猫の駅。
※時々周辺光量が落ちてる写真があるのは55mm★レンズをクロップせずに撮ったものです。
次の駅へ続く。
先日に続き鶴見線の事。
この鶴見線、都心のローカル線ということで、サイトを検索するとそこそこの情報が得られる。一部のニッチなマニアにとっては見どころの多い人気路線なのだろう。
だが当ブログもなかなかニッチなもので、万人に好まれる写真は多くない。
今日紹介する武蔵白石駅も、なんで降りたのと言われかねないマイナー駅だ。
なぜこの駅で降りたのかと聞かれたら、なんとなく降りたとしか答えられない。
それくらいとりわけ何もないのだ。でも自分の写真は主にスナップ。 何もないから撮れないわけでもなく、無でもない限り何かしらは視界に入るわけで。
そもそもこの鶴見線は京浜工業地帯へ向かう短い路線。要するに基本的にはその工場へ向かう労働者を乗せるための通勤車両なのだ。なのでこの沿線にランドマーク的なものは多くは存在しないはずだ。
ただこの写真の野良猫がこの武蔵白石の運命を大きく分けた。
この一切人に愛想を振りまかない猫にレンズを向けていると背後に人影が。
この辺にマッチしそうな格好をした優しそうなおっちゃんだ。どうやらこの猫に毎日エサを上げているらしく、そんな些細な会話から、少しずつ仲良くなって職場を案内してくれるまでになった。
もちろん職場はこの工業地帯内だ。
案内されたのはこの京浜工業地帯を走る運河。
仕事の内容は説明されたけどピンと来なかった。でも船を扱う仕事のようだった。
今日は警戒船というのを走らせるようで。
仕事仲間まで紹介してくれた。一般人が入らないこんな場所まで来たこっちを煙たがりもしないで受け入れてくれた男気のある人だ。
写真を撮ること、ブログに乗せる可能性があることも了承の上レンズを向けるも恥ずかしそうだ。
更には船内まで案内してくれた。
布団はもちろんのこと、生活に必要最低限の色んなものが置かれていて、どことなく懐かしいいい匂いがした。
多少なりと危険や責任も伴うであろうこの場所に、見ず知らずの俺を招いてくれたことには本当に感謝した。そんな心地よさを胸に30分くらいだろうか、色んな話をしてこの場を後にした。
帰り際にもう一度あった、この愛想のない野良猫。
でもこいつのおかげで貴重な体験が出来た。
次の駅へ続く。
高架下はこんな感じで民家になっているんだけど、上を電車が走る家だなんてとても不幸だ。上はしっかりとコンクリートで固められているのに建物はトタンといったところもなんともたまらない。
実はこの先に昨日も書いた鶴見川ってのが流れているんだけど、今から270日前のブログでその川に行ったことが書かれていたので貼っておく。
この過去ブログを見る限り、後々書こうと思っていた国道駅の事を270日間放おって置いたことになる。
まぁ、それはさておきこの日は電車で来たこともあり時間も多く持て余していたので、この過去ブログにて西日が当たっていた対岸の団地にも行ってきた。
ここまでは鶴見川を渡る景色だ。ちゃんと使われているのかは分からないが、国道駅側には船が停泊している。むしろ置き去りというニュアンスのが近い朽ちた船もあったけど。
外からじゃ分からなかったけど、この団地は一応マンションをうたっていた。
でもこのコの字型の作りとさらけ出した玄関、そして漂う生活臭は団地そのものだった。
コの字の真ん中には一つだけ近代遊具が置かれていて、おそらくここで子どもたちが遊んだりするのだろう。タコの滑り台だったら完璧だったのに。
団地からの帰りは大外を回って駅に戻った。
途中、「ないものはない」となかなかの開き直りを見せたハンコ屋があったので写真に撮る。その横柄さからか、今はもう営業はしていなさそうだ。
次回に続く。
知る人ぞ知るらしい鶴見線は、川崎駅から一駅移動した鶴見という駅から伸びるローカル線らしい。ローカルでありながらアクセスが良好という鶴見線。しかし実際に鶴見駅まで来てみると、都会にありながら30分に一本しか止まらないというなかなか渋い路線だ。
鶴見から一駅目にあるのはこの国道という駅。
今日はここ国道駅の写真。
実はここ、本当にディープな場所になっていて、当ブログでもすでに何度か登場。
していたかと思って検索してみたけどしてなかったみたい。
実際はここに来るのは3度目。それくらいディープ度が高く、アングラ好きにはたまらない場所だ。この写真は駅構内で無人改札。ホームからここに来るまでにカラスや鳩に襲われる場合もある。過去に何度か来ている関係でそんなに写真は撮っていないが、この写真のように構内はとても薄暗く、そしてちょっと臭い。
こういった昭和記念館的な建物が併設されているが、これは決して作られたものではなく、おそらく今は営業してはいないがちゃんとここに存在していたものだ。
とさらっとここの事を紹介しようと思ったんだけど、ブログにアップするのは初見のようなので、過去に撮った写真を引っ張り出してきた。
以下過去写真。
現像は当時のまま。
初めて行ったのは今から6年も前でなかなか香ばしい写真だった。
(2013年7月21日。使用カメラはPENTAX K5)
まず最初に出迎えてくれるのはこのカラスよけ。
とてつもなく不気味なくせになんの効果もなさそうで、カラスもたくさんいた。
(先日行った時は不評だったのかもうなくなっていた)
そしてホームからの階段を降りると、
目に飛び込んでくるのはこんな光景だ。
これが駅構内というのはとても信じがたい。
(この当時はバイクで行ったので実際は下から登ったけど)
そしてこちらが駅構内。当時の現像の好みがギラギラしすぎていてドぎついが、この雰囲気こそが最初に覚えた印象なのだ。
そして極めつけがこれ。
今も住んでいるかわからないが、この当時はちょっと怪しい人が住み着いていて、構内の二階部分の窓からラジオっぽい甲子園の実況や生活音が聞こえてきてたのを覚えている。
この構内のトンネル状のちょうど真ん中辺りにこのトイレがあり、この写真の後ろ姿の人はトイレに私用で水を汲みに来た人だ。
この駅の異臭はおそらくここから放たれている。
この国道駅、昭和5年に完成しそのままの形で今も残っているのだとか。
写真にこそ撮ってはいないが、戦時中の銃痕が壁に残っていたり、この佇まいから映画のロケに使われたりと雰囲気盛りだくさん。
ここに来たついでに外に出て、付近を流れる鶴見川で仕事をしていなさそうなおっちゃんたちと黄昏る。そんな事もできちゃうオススメの場所だ。
次回は国道駅周辺の写真でも。
先週末の日曜日撮ったカメラの中に写っていた2台の車。
別に意識していたわけでもないんだけど、強調されていたアカとキイロ。
アオも撮っていたら完璧だったのにって、これを見て思った。
昨日までの残り。
自分的にさほど思い入れもない場所なんだけど昨日の続き。
今まで、また今度続きでも書こうって言うと、たいていそのまま忘れて埋もれてしまっていたから。
という事で八潮パークタウン撮り散らかしだ。
規模感くらいは伝わるだろうか。
さほど思い入れもないと言いつつ、まだもう少し続く。
先日知人に誘われて品川にある団地に行ってきた。
品川区の端っこにあり、京浜運河と東京湾に挟まれた土地に12000人もが住むという八潮パークタウンという場所だ。
ここがどういう場所なのかはよくわからなかったけど、URや都営の建物が集まった集合住宅地だ。
写真に撮ったこの場所は69号なんだけど、目視した中では70を超えるナンバーがついた棟も目撃したので相当な大きさだろう。ちなみにこの写真は69棟が三連で並ぶという不思議な作りだった。
団地の中の遊歩道を歩いていくと、緑の中に隠されたようにジャングルジムがある。
植え込みの道の奥には学校のグラウンド。
そして団地の敷地はこんなにも広い。
とは言え70棟も超えるこの団地、さほど古さも感じず求めている雰囲気を感じるのはごく一部だった。
それはまた後日。
今更っていうのも、もはや当ブログ的には珍しくもなんともないんだけど、去年高知に行ってきたんだよなぁ。Mae Blendコーヒーを持って。
穏やかに流れるこの川で飲むコーヒーは格別でいい思い出。