日々撮り散らかし。

日々撮り散らかし、日々更新し散らかします。使用カメラはPENTAX K-1。写真は雑食、スナップ・風景・ポートレート等まさに撮り散らかし。

今日という日。

本日限りで今の会社を退職する。

 

そんな事はこのブログを読んでる人にはどうでも良いことだろうけど、それによって主に仕事中更新していたこのブログにも、おそらく何らかの影響が出ると思う。

 

 

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なんで仕事を辞めるのか。

仕事中、気楽にブログをかけちゃう様なこのぬるい環境に身を投じ、腑抜けた自分を戒めるためだ。

このアクションが必ずしもいい方向へ向かうとは限らない。

何不自由ない環境を手にし、それなりのお金ももらっていた。

もしかしたら後悔するかもしれない。

 

 

 

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だけど何年もこんな環境でいいのかという疑問を思っていた自分への決別だ。

今が終わると思ったやつから明日が変わる。そんな事をMOROHAが言っていた。

夢や希望を語るほど若くはないし、逆境をご馳走だと思えるだけの強さもないが、その環境を楽しめるだけのメンタルは持ち合わせている。

 

 

 

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退職を上に伝えてから、引き継ぎ、仕事の整理等で今日を迎えるまでに3カ月以上かかった。かといってこの日が待ち遠しかった訳でもなく、何気なく当たり前の毎日を過ごして、今日が来た。

 

当然今の職場で出会った仲間やブレーンは大切なものだ。

そういった感慨深いものを引っさげて今日を終わらせる。

 

 

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勢いでタイ行きのチケットを予約した。

別に観光地を回る気も、写真を目的にしたものでもない。

なんなら何の下調べもなくノープランだ。

 

まだ実感のない今日までを明日タイの濁った川辺で噛み締めようと思う。

遠出の帰り道。

どこか遠出の帰り道、東名高速に乗って東京へ向かっていたはずなのに、渋滞回避で降りたつもりが神奈川のどっかの団地の中にいた。

 

そんなおかしな寄り道をするのは団地好きならではで、その無計画さは自分らしさだと思う。

 

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名前も住所も覚えていないこの場所で、日没を迎えた。

好きな場所で迎える日没って幸せな時間の使い方だと思う。

その好きな場所がおかしいが。。。

シンクロ。

 

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昨日歩いていると電車高架下の壁の壁面に絵が描いてあるのに気がついて、写真を撮ってたんだけど、なんだろう。この人、凄く物悲しく感じる。顔が見えないからだろうか。

 

 

 

 

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写真を撮っていると通行人が混ざり絵とシンクロした。この絵を書いた人はそこまで考えていなかったと思うが、それでもこの絵の人だけはやっぱりどこか寂しげだった。

 

 

 

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場所は両国。このためにわざわざ出向くほどでもないと思うけど、気になった人はぜひ。

比奈駅。

昨日に引き続き、静岡写真。

 

富士市内にある比奈という駅だ。

たまたま通りかかり、なかなか雰囲気が良かったのでちょっと立ち寄ってみた。

 

 

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この駅の何に引かれたかって、まずは小ぶりなサイズ。そして空に栄える赤い屋根。そこに主張のない「比奈駅」という駅名があり、壁面のアイボリーに対し、入り口壁面半分はターコイズブルーで、更には右側に501というアメリカンな扉。

 

なんて、対して褒める所がなさそうなのでふんだんに良い所を見つけて書き並べてみた。(でも自分の好み的に上記はあながち間違ってない)

 

 

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駅手前にはこれまたちょっとツボな、シンプル建造物が。

デキ3って文字もなんかいい。

 

 

 

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駅構内は本来は無人でもなさそうだけど、事実上の無人駅だ。

 

 

 

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ちなみにこの駅、駅をくぐるとホームがあるわけでもなく、なんか変わった車が置いてある。表面にあった501という所が所有してる車っぽい。

ちょっと調べてみたけど、501というのは鉄道模型店なのだそう。

駅舎内にホビーショップが入っているとか、もの凄くゆるい。それどころかもはやどこがどう駅なのかよく分からない。

 

 

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そうこうしているとなんとなく賑やかな装いの電車が到着し、一応駅だということを再認識した。

 

 

 

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これはちょっと遠目から撮った写真。

 

 

VERY GOOD STATIONだった。

工場に暮らす。

今日の写真は以前上げた「モクモク村のけんちゃん」の続編にあたるもの。

要するに7月に撮った写真だ。

 

元々工場が好きだというのは前回公言した通りなんだけど、別に赤白の煙突に魅せられてこの地を訪れた訳ではなかった。

場所は静岡県富士市。車で東名高速を使うと度々視界に入ってきて気になっていたので行ってみたのだ。この富士市という場所、名前からして富士山が代名詞な街なのかと思いきや、元々は製紙の街として栄えたらしく、それゆえにパルプ工場が多いのだとか。

 

 

 

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近年工場夜景がやたらと流行っていたけど、写真の様に日中の工場も十分に見応え十分で、その造形や配色、それに侵食するサビ感なんかは夜景とは違う魅力を感じると個人的には思っている。

 

 

 

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そしてこの工場が面白いのは、駅の頭上にそびえていると言うことだ。

老若男女、工場と共に生活しているんだなっていうのは、前回の記事文末につながる所。

 

 

ちょっと前置きが長くなったけど、今日の写真テーマは生活の中にある工場。

全国各地の工場地帯を熟知しているわけではないので、工場のイメージが川崎とかだったりするんだけど、工場がこんなに生活に寄り添う街ってなんか不思議だななんて思いながらシャッターを切り続けた。

 

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工場地帯といえば、あまり体によくなさそうだったり、治安が悪かったりというイメージが先行して、ファインダーの中に映るのはグレーだったりするんだけど、この街は嫌な感じもなく、凄くのどかに感じたのはこの日の天候によるものだったのだろうか。

 

こういう自分の日常にないちょっとした違和感がなんか好きだ。

東京ドイツ村スナップ。

千葉県袖ヶ浦にある、東京ドイツ村

もうこの立地からして東京でもなければ、実際に足を運んでみると全くドイツでもないすごく中途半端なテーマパーク。

 

とはいえ行く機会があったからにはなんとなく写真は撮ってみた。

 

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正直なところ、過去に書いた北海道のグリュック王国の方が何十倍もドイツだったと思う。もう少し寒くなるとイルミネーションで彩られるそうだが全く興味はなく、この地を訪れることはもうおそらくないだろう。

関心と無関心。

まだ暖かさが心地よかったとある日の夕方、

自分の目の前を散歩していた二匹の犬がすれ違う。

 

 

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じゃれ合うのかと思いきや、一方は心ここにあらずだ。

 

 

 

 

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最後はなんとなく心を許し、自分も含めた全員がそれぞれの方向へと散った。

 

そんな一期一会のワンシーン。

鳥取砂丘に行って来た。

前に書いた事があるかどうかは忘れたんだけど、あと3県で48都道府県制覇というところで、今回休みをとって鳥取・島根に行って来た。

 

鳥取といえば、鳥取砂丘。いや、むしろそれ以外知らなかったからなんとなくそれだけ目指して行って来た。初めて目にした鳥取砂丘は想像以上に砂丘しててちょっとテンションが上がった。

 

写真に並べて見るとなんの代わり映えもないかもしれないけど、人がゴミのように写っていてなんか面白いなって思った。

 

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また時間を見つけ次第、他の旅記録も上げたいと思う。

すぐに忘れるので。。。

さよなら僕のスーパースター。

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'90sの復刻版。

 

学生時代に流行っていたスーパースター。

懐かしさのあまりにレッドとネイビーの二足を買ったんだけど、先にネイビーを履き潰し、先日とうとうレッドとの別れが来た。

 

モノクロだと何色なんだか分からない。

 

さよなら僕のスーパースター。

 

そんな記事を、西日を浴びながら今書いている。

団地の切り撮り方①。

過去に団地のフォトブックを作った事があり、カテゴリに団地ってのを追加してもいいんじゃないかって程度には団地を撮っている。

 

そんな団地撮り人が切り取ったスナップその1。

 

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そう、このタイトルの付け方からして、要するに②がある。

フィルムを現像したくて、現像屋さんに行くまでを写す。

目的が何かおかしいけど、ずっとカメラに入っていたフィルムを現像したくなって、写真屋に撮りながら向かった時のスナップフォト。

 

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トタンがはためく音を聞いたことはあるか。

今年は日本各地で多くの自然災害が起きた。

タンカーが関空連絡橋にぶつかったり、我が地元北海道では国内初のブラックアウトを味わったり。とはいえ遠い地に住んでいると、色々考えさせられることはあっても、今ひとつ実感が無かったりするものだ。

 

ところで台風って発生する度に、非常に強い勢力とか、今年最大とか、観測史上とかそういう言い回しが多くないだろうか?これは昔から思っていたことで、もしかしたら西側に住まわれてる方はその都度脅かされてたりしてるのかもしれないけど、いつもなんか煽りすぎてて、拍子抜け感は否めなかった。

 

逆に常にそんな事を言われると、実際どれくくらいなものなのかは全くピンとこなくて、オオカミ少年的要素が強く、雨風が強いんだろうなぁくらいに思ってしまう。

 

 

この日もテレビの中で色々ざわついてはいたが、特に激しくなる気配もなく、夕方まではうっすら小雨は降ってるものの、のんびりな休日の夕方を過ごしていた。

 

 

そして日付が変わろうとしてた頃だろうか。いよいよ本格的に風が強く感じたのは。

ちょっと眉間にシワを寄せたくなるくらい外が風でうるさかった。

 

 

それから更に一時間後だ。

トタンがはためく音を耳にしたのは。

窓から外を眺めてみたら、目視で50cmは超えてそうな色んなものが空を舞っていたり、斜向いの家の屋根が風でめくれ上がっていたりした。

あれが飛んだらヤバイなって思いながらそれを見ていたんだけど、そこから目線を下に向けると、何か様子がおかしい。

雨が直接窓を叩くので窓は空けられず、ベランダの塀に遮られてよくみえないんだけど、明らかにおかしい。

 

ということでちょっと降りて様子を見に行ってみた。こういう事をして、人は災害に巻き込まれるんだろうななんて思いながら。

 

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道路に出てみて衝撃が走った。

目で見ていた屋根のトタンは反対側で、正面側のトタンはとうに吹っ飛んでいたのだ。

それが電線に絡み、まるでテントのように傘になって道路を塞いでいた。

 

 

 

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それを写真に撮っていると、正面から車が来た。

もちろん通過してくるはずはないだろうけど、少しびっくりした。

この写真で分かるだろうか。屋根が地面にはついていない。電線で浮いているのだ。電線の強度に関心しつつも、停電も時間の問題かもと思った。突風が吹く度にこの屋根はすごい音を立てる。こんなもんが直撃したら体もバラバラになりそうだし、写真を撮りに近づいてそれをくらったなんてニュースが流れたら誰も同情してくれないだろうから、すぐにこの場を後にして、警察に連絡しておいた。

 

 

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外に出た感じ、雨はそんなに強くもなかったので上からも撮ってみた。

この後サイレンが鳴り響いたので、消防が来てくれたのかと思ったけど、通り過ぎていく。他のところでもなにかあったのかもしれない。通報で訪れた警察官は近くの交番のおまわりさんで、自転車で現れたのでなんか頼りなかった。おそらくこのトタンを目にして同じ様な恐怖を感じていたと思う。凄く慌てたように無線で誰かとやりとりしていた。窓を閉めていてもそのやり取りが聞こえてきた。

 

それからそんなに経たずして、突風でこの屋根は浮き上がり、地面に叩きつけられた。

おまわりさんも無事そうだ。そして電線も切れず停電はまぬがれた。

 

それからしばらくして、真夜中の住宅街にはチェーンソーがトタンをぶった切る音が鳴り響き、無事に朝をむかえた。

 

 

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斜向いの家は屋根こそ剥げてはいるものの、天気もよくいつもどおりの朝だった。

今回の台風で、我が家の家の窓が割れ、育ててたナスは傷だらけになった。

 

 

今は窓も新しいものに変わり、ナスは新しい実をつけている。

デジタルなのに光線漏れ。

最近なんか一定の条件下で左側に白いモヤが映り込む。

おそらく陽が強い時に。

 

 

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映らないときには映らない。

FA31mmが昔の設計だからかななんて思ったりもしたんだけど、今までそんなに写ってたかな?なんて思ったり。

 

 

 

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これなんてもう完全に入り込んでる。

 

そしてこれをみて確信した。何かしらの異常だ。今まではこんな写りはしてなかった。

普段撮るかどうかに関わらず、おかまいなく雑にカバンにぶち込んでいるせいだろうか。

 

ついに壊れたか。

しかしモルトとかもないし、どんな原因なのだろう。

 

 

 

 

よく見たらレンズ右側に指紋がべったりついていた。

 

〈解決〉