日々撮り散らかし。

日々撮り散らかし、日々更新し散らかします。使用カメラはPENTAX K-1。写真は雑食、スナップ・風景・ポートレート等まさに撮り散らかし。

後ろ姿。「写ルンです」

後ろ姿の写真は撮りやすい。

被写体が白目を向いていようと、くしゃみをしていようと気にしなくていい。

そしてデジタルで撮るとそのディテールが鮮明になりすぎ、ただ後ろ姿の人になりがちるけど、フィルムで撮ることによってそこに甘さが生じ、いい方向に何かを連想させる。

 

 

というのは後づけだ。

 

 

写ルンですというカメラは意識しないといつ撮ったか分からないくらい使用頻度が少ない。よって何をいつ撮ったかは分かりづらく、今日の後姿の写真も意図したかどうか、その時の記憶はない。

 

f:id:hibi-mae:20180614150940j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180614151259j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180614151058j:plain

強いて言えば三枚目のこの写真はなんか面白い光景だったから撮った記憶はある。

写ルンですというさっと出してさっと撮れるカメラだとあまり人目も気にせずこんな写真が撮れたりするのは利点だ。

思ったほど面白く写ってなかったけど。

合わなかったピント。

f:id:hibi-mae:20180612131322j:plain

 

うちの我がPENTAXがお馬鹿なせいか、それとも自分の腕のせいか、ピントが合わないことが多々ある。(確認しない自分のせいは大いにある)

 

それでもこうやってアップするのは、これはこれで嫌いじゃないから。

デジタルで撮ったんだけど、このピントの外しっぷりのせいか逆にスナップっぽさを引き立てている気がする。

 

なんでもキリッと合わせがちなご時世だけど、まぁこれもいい。

写ルンですスナップ。

f:id:hibi-mae:20180611125222j:plain

 

この構図の写真、何度も撮っているんだけど、それでもついつい撮りたくなってしまう一枚。

 

似たような構図ばかり撮りやがってって思った人いたらゴメンね。

 

けど休日のここから感じる風と光が好き。

この時間見てるテレビはたいてい「新婚さんいらっしゃい!」。

 

そんなのどかな休日の一枚。

写ルンですの風合いが日常感を一層引き立たせてくれる。

反省。

f:id:hibi-mae:20180608184118j:plain

 

前記事のやつ、3人の写真をアップしたけど実は全部自分ですよーっていうオチをつけるつもりだったんだけど、知人から「どうみても全部maeさんやん」って突っ込まれた。

ちょっとした遊び心のつもりが。。。

ま、まぁそれだけ見てくれてるという事で、ありがたい。

 

というか、金曜日ブログを書いている最中、会社の歓迎会の予定をすっかり忘れてて、ブログ更新が強制的に終了。

 

じつは、そのことを反省。

 

関東は明日もまだまだ天気が悪いそうで。

また一週間頑張りましょう。

 

※写真は我が玄関を開けてまず目に飛び込んでくる景色。

3枚。

先日あるお店に入ろうとしたら、20分待ちと言われた。

 

仕方なくその辺をプラプラして写真でも撮って時間を潰した。

 

その時居合わせたそれぞれの写真を拝借しここにアップ。

 

f:id:hibi-mae:20180608125922j:plain

まず1枚目。Mさんが撮ったあじさい。

 

 

f:id:hibi-mae:20180607195208j:plain

2枚目。Aさんが撮った商店。

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180607195227j:plain

3枚目。Eさんが撮ったよく分からない写真。

 

Mさんも、

Aさんも、

Eさんも、

短い時間の中、各々の着眼点で写真を撮った。

 

うん。どれも自分の写真。

100メートルの世界での時間つぶし。

関東梅雨入りの知らせ。

f:id:hibi-mae:20180606161320j:plain

 

本日いよいよ東京も梅雨入りが発表された。

ここ近年ではわりと明確な梅雨入りだったような気がする。

 

今日は久しぶりにタイムリーフォト。

さっき弁当を買いに行った時撮った一枚。

 

写真を撮るものにとって、この雨の時期をどう捉えるか。

 

俺はきっと普段と変わらず、なんかいいを大切にしていこうと思う。

トーチカ。

トーチカというものをご存知だろうか。

名前はロシア語が語源のコンクリート製軍事施設だそうだ。

 

この場所は、北海道の大樹町。

 

敗戦が色濃くなりだした昭和19年、アメリカ軍の進攻を危惧し、防御線として海岸沿いに建てたものっぽい。どういう使われ方をしていたかは不明だけど海岸沿いにこのトーチカが点在している。

 

北海道に住んでいる時、全道を車で走り制覇した気になっていたけど、その頃こんなものが存在していたなんて全然知らなかった。

 

そういう想いもあり、いつか北海道に行った時は立ち寄ろうって思ってた。

北海道滞在最終日ということ、ここから空港が200km以上離れていたためあまり長い時間滞在出来なかったのが心残りではあるけれど、寄れてよかった。

 

f:id:hibi-mae:20180605143552j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180605144120j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180605143447j:plain 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180605143505j:plain

 

実際に使われたのかどうかは分からない。

だけど人知れずひっそりと残っているこの佇まいに、どこか想い寄せられるものがあった。

 

 

もう一つのドイツ。【中札内農村休暇村「フェーリエンドルフ」】

f:id:hibi-mae:20180604232413j:plain

以前紹介した「グリュック王国」とほど近い場所に、もう一つのドイツがあった。

 

中札内農村休暇村 フェーリエンドルフという場所だ。

ここはけっして廃村ではない。ドイツ伝統木組様式のフェーリエンハウスが建ち並ぶこの場所は長期滞在型の休暇・保養施設なのだそう。

 

 

f:id:hibi-mae:20180604233039j:plain

当たり前だけどグリュック王国とは違い、空気が美味しく、一つ一つの建物が可愛らしい。

 

 

f:id:hibi-mae:20180604233028j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180604232431j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180604233257j:plain

わざわざこの場所に泊まりに行くというのはなかなか難易度が高くはあるが、ちょっと宿泊施設として憧れる。

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180604233551j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180604234209j:plain

そんな遠くないところにちょっと有名な「幸福駅」というものもあり、

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180604234412j:plain

もしこの地を訪れる事があるならば、合わせて豚丼を食べていただきたい。

 

 

あ、なんか観光案内チック。

でもほんと、いい所だよ。

ファンタジスタ。〈MAMIYA 645×月イチポートレート〉

前回宣言してから始まった月イチポートレートの第2回目。

 

f:id:hibi-mae:20180601162212j:plain

今回のテーマは「ファンタジスタ」。

いや、前回に続きネタ的写真ですみません。

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180601161636j:plain

ファンタな格好してるけど、結構真剣に撮影してるよ。

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180601134034j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180601131049j:plain

 

モデルの子の表情が今ひとつ汲み取れない感じもまたファンタジスタ

今回はたまたまフィルムで撮ってたけど、デジタルで撮った分もあるので、月イチポートレートとは別で、そのうちアップしようと思う。

 

しかし、一月って早い。

こりゃ次からが大変そうだ。

中判の中の1/15。(mamiya 645✗スナップ)

f:id:hibi-mae:20180531183142j:plain

 

昨日アップしたよく分からない写真達という記事だけど、見せ方をちょっと反省した。

よく分からないでまとめたせいで、その中でも自分的好みまで埋もれさせてしまった。

 

中判フィルムというのはそのカメラの画角によって撮影枚数が異なる。

ハッセル等のスクエア(正方形)だと12枚撮れるし、自分が持ってるRB(mamiya)だと10枚しか撮れないし、今回現像に出した645という画角だと15枚撮れるんだけど、いずれにしても撮影枚数は35mmに比べると極端に少ない。

 

いずれのカメラもそれなりの大きさに対して撮れる枚数は少なく、それを外に持ち出すとなると、ちょっと撮り急ぐ傾向にある。それが昨日の結果(なんとなく撮ってしまった感)につながるんだけど、本来制限があるんだからこそもっと一枚を大切にするべきだ。

 

今日の写真はその15枚撮影した中で唯一自分の中でいいと思えた一枚。

 

この時どう思って撮ったかを説明しないでも、その想いがある程度この一枚に乗ったなって思えるやつ。

 

文章ってのにはチカラがあって、それを添えることで写真に意味が乗り、その想いは一層伝わりやすいとは思うんだけど、逆に言うと文章がないと伝わらないような写真より、その一枚で完結、もしくは想像させるようなものでありたい。

 

よく分からない写真達。(mamiya 645✗スナップ)

中版カメラ持って歌舞伎町でも写真を撮りに行ったら、なんかそれなりな絵が撮れたりするんじゃないかなんていう下心をもって歌舞伎町をふらつくも、いざ現像に出してみたら箸にも棒にもかからないものたちの記録が残った。。。

 

f:id:hibi-mae:20180530164646j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180530164702j:plain 

 

 

f:id:hibi-mae:20180530164726j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180530164746j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180530164611j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180530170532j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180530170551j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180530171425j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180530170621j:plain

 

 

もう少し一枚一枚を大切にシャッターを切ろうと思った。

そんなまだ肌寒かったいつの日かの驕りの記録。

写ルンですスナップ。

写ルンですをかばんに忍ばせたのは冬。

 

でも普段から一眼レフ(PENTAX K-1)を持ち歩いている身としては、意識しないとなかなかそれを使おうとはしない。

 

でもその撮影スパンはいい意味で現像時懐かしさを生む。

 

  

f:id:hibi-mae:20180529162257j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180529193325j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180529162143j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180529162238j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180529193025j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180529162202j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180529193231j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180529193435j:plain

写ってたものがよく分からなくても、まぁそれはそれでなんかいいのが写ルンですのチカラ。

 

 

f:id:hibi-mae:20180529193507j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180529193524j:plain

ただ露出のコントロールと伝えたいものが計算が出来ない難しさも。

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180529193652j:plain

でもその計算されないチープさもまぁいいか。

 

 

デジタルで撮ったら世にも出ず消えてしまうであろうワンシーンも、写ルンですで撮ったらそれっぽくみえるのは、風合いだけではなく、その一枚一枚が自分の予想を超え、客観的に見られるからなのかもしれない。

 

 

アマゾンを見る限り、前に紹介した時によりも高くなってるなぁ。

せっかくフィルムユーザーが増えている昨今なのに、フィルムも含め、高騰したり、無くなっていくのは悲しい限りだ。

北の大地のドイツ、グリュック王国に行ってきた。【その4 (景趣回想)】

f:id:hibi-mae:20180528114123j:plain

窓から外を眺めると、北の地らしいコントラストのある空に、重厚さ際立つ建物が目に入り、まるで異国にいるかの様な錯覚をおこす。

 

 

程よい気候が作り出すそよ風が頬を撫で、スピーカーから流れるオーケストラの楽曲はややチープではあるものの、どこかちょっと贅沢な雰囲気を作り出す。その音に、はしゃぐ子供の声が掛け合わさる。駆け回る子どもたちと、それを優しく見守るお父さんとお母さんの姿が窓の下に。

 

 

 

 

 

 

ない。

 

 

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528122041j:plain

そう。ここは廃墟の街だ。どれだけ眼の前に景色が広がろうとそこに人は居ない。

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528125818j:plain

頑張って耳をすませたって聞こえてくるのは乾いた風の音、それによってどこかでぶつかり合う不気味な物音、涼しさが増す水の滴る音くらいだ。

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528125413j:plain

この城は宿も兼ねていて、広々かつ豪華に装飾された部屋が多数存在していた。以前ここが幸せ満ちた夢の場所だったと思うと、そのギャップに何とも儚い気分になる。

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528130125j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528130023j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528130043j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528130100j:plain

どの部屋もベッドメイクがされたまま残っているのが酷酷しいが、別に事件があって放置された訳ではない。

 

 

f:id:hibi-mae:20180528130315j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528130336j:plain

いつの間にか外は次第に晴れてきて、露出を合わせるのが困難になってきたが、アンダーを無理に持ち上げるよりも、これはこれで潔い。

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528130552j:plain

窓から見える景色もかなり明るくなった。

それでも人の居ない街には何の変わりもないが。

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528131601j:plain

この城を出たのはちょうど太陽が真上に登る頃だった。

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528131954j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528132019j:plain

 

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528132047j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528132127j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180528132151j:plain

城を出たのち、周囲の景色を軽く探索した。

 

 

今後この地にまた足を踏み入れるかどうかは分からない。

でもこの場所はいつまでも残っていない。それが廃墟というものである。

 

 

そして今後国内でこれ以上の廃墟に出会う事はないんだろう、なんて思いながら予定が詰まっていたこともあり、後ろ髪ひかれる想いでこの場所を後にした。

 

 

グリュック王国に行ってきた編終わり。

一年前のGW。

グリュック王国の最中だったんだけど、まだ現像が途中で、半端にアップするのもなーなんていう思いから、急遽引っ張り出したのは去年のGWの写真。

 

 

f:id:hibi-mae:20180525232226j:plain

場所は滋賀県にあるその辺の畑。

 

 

f:id:hibi-mae:20180525232119j:plain

 

 

 

f:id:hibi-mae:20180525232108j:plain

そう。今更だけど去年琵琶湖行ってたんです。

そっちの現像もそういえばそっちのけ。

 

そんな散らかしブログです。。