日々撮り散らかし。

日々撮り散らかし、日々更新し散らかします。使用カメラはPENTAX K-1。写真は雑食、スナップ・風景・ポートレート等まさに撮り散らかし。

mamiyaRB67は本当に散らかしだった。

昨日に続き、中判フィルムカメラmamiya 67を持って撮り歩いた件。

 

フィルムはCN200からFUJIの400Hへ変更。

タイトルの通り、本当よく分からないものが多く写っていた。

 

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ここは千駄ヶ谷かな?

何を思って撮ったものか全然覚えていないのは、撮った写真にメッセージが乗っかっていないからだと思う。おそらく強い日差しに映りだされる木の陰を入れた写真を撮ったんだと思うけど。

 

 

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こちらも意味不明。

撮った記憶はあるけど、狙った絵になっていないのはあまり考えずカメラ任せにしたせいだ。

話は変わるけど、こういった建造物を見ると面白い。その時代時代によって、流行りがあり、それ故に時が経つと古さだったり味だったりと雰囲気を醸し出す。ちなみにこのレンガ作り多くのマンションは80年代バブル経済期に建てられたもの。単なる住居という役割からステータスを表すものへと変化していった。うちの住んでる古い賃貸マンションも大きくくくればこのタイプだ。柵によくわからない返しがついているのも80'sっぽい。

 

 

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この写真は千駄ヶ谷に比較的多く見られた蔦に包まれる建造物。

この手のタイプは見た目に独特の雰囲気を醸し出し、夏場の温度上昇による省エネ効果がある反面、手入れも大変で虫類も家主を困らせる。でもやっぱり見てる分には好きな雰囲気。

 

 

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こちらは建物のエントランス部分を通りから、反対側の入口を撮ったもの。何か面白いものが横切ればいいなって思っていたら、ちょうどよくいいものが横切った。

 

 

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下り坂の先に見えるのは以前話題になった国立競技場建設地。ザハ氏が降りて以降どうなったのか耳には入ってきてなかったけど、工事は着実に進んでいるようで。

 

 

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こちら工事現場正面。多重露光を意図的にしようと思うも、うまくいかず。

 

 

 

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ここは知る人ぞ知る、都営霞ヶ丘アパート。

ここも新国立競技場建設に合わせて取り壊しが確定。住民は結構前に退室し、取り壊しを待つのみとなった。おそらくこの姿ももう何日も残っていないだろう。

 

この後さらにもう一本フィルムを追加し、職場のある表参道へ流れていく。

ただこうして撮ったものを見ると、バカでかいカメラを持ち出してスナップするってあまり意義を感じていない。。35mmで十分そうだ。

 

明日は並行して撮っていた写ルンですの方もアップ出来たらと思う。

フィルムCN200の件ラスト。

昨日に続き、フィルムCN200の件です。

せっかく10枚撮れるのに2枚しかアップしないというのはもったいなすぎるのでね。

 

今回は別にフィルムに対するあれこれを思考するつもりはなくて、どこで何を撮ったっていうお話。

 

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まず1枚目。

とても大切なフィルムと意気込んでおきながら、一番最初に撮ったのは家の近所。

昨日書いた思いっきり色がかぶっていた写真。なんとか見れる程度に復元した。

 

中判を過信しすぎて何を撮りたかったのかがハッキリしない。

でも伝えたいことはあるので、それはまた後日。

 

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ちなみに現像書き出しで上がってきた画像はこれ。

 

 

2枚目は昨日アップしたフェンスの写真。

ちなみにあれも地元。。 

 

 

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3枚目のこの写真がようやく電車に乗って降り立った原宿方面の純喫茶の入口。

現像時の赤みが暗部に残り、どことなく好みの雰囲気だ。

これがCN200のテイストなのかは定かではない。

 

 

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4枚目はこちら。原宿から北参道方面に向かってランチをした時撮ったもの。

無造作に置かれた箱の中の本の、ねっこという文字に惹かれて撮ったもの。

 

 

5枚目は共に歩いた友人を撮ったので割愛。

 

 

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で、6枚目は千駄ヶ谷のいい感じのアパート。壁の壁面はいい感じに緑が生い茂り、ステキだった。 光を入れて大きな光輪を作るつもりで撮ったけど、うまく現れず中途半端になった。。

 

 

7枚目の写真も昨日アップしたマンションのベランダの写真。

 

 

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8枚目はマンションの裏通路的な所。撮影意図通りの仕上がりではあるものの、発想に乏しい。

 

 

 

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9枚目。草の奥の古民家的なものを撮ったんだけど、ちょっと周りがうるさすぎた。。

 

 

 

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10枚目。最後の一枚にも関わらず、最も意味不明な一枚。

1枚目の写真同様、被写界深度を見誤った。 右の木のカタチが凄く心地よくそこを横切る佐川の人をとっさに撮った、まさにスナップ写真だったんだけど、2秒もたついた印象。佐川の人が電柱と重なりかけて意図したものとは違いがっかり。

 

 

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おまけ。

次に撮ったFUJI 400Hのもの。 雰囲気のあるボロ屋。400Hはさすがに特長が出やすいね。

 

ここから400Hにて更に2本撮り歩いた。写ルンですと併用で。

その写真はまたおいおい。(←最近こんなのばっかりだ。)

フィルムについて思うこと。

このGWを挟み、先日「両極端」という記事で書いたフィルムの現像が上がってきた。

 

今回の現像はここで知り合いお礼にと頂いたとても大切なフィルムだ。

それでいて謎が多いRollei Digibase CN200 PROというフィルムが混ざっている。

 

 

 

それ故に仕上がりを楽しみにしていた。

GWが突入する前からワクワクしていたくらいに。

 

そして結果からいうと散々だった 笑

 

一つは自分の腕の問題。(要するに大したものが写ってなかった。反省)

もう一つは怪奇なフィルムによるクセの問題だ。

上記の記事に書いたように、このフィルムは凄く謎が多く、それが原因でラボ屋次第ではまともな現像はされないとのことだった。

 

その事はここにも書いてある。

 

 

で、上がってきたのが案の定。

 

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もの凄く赤い。

 

これが何故この様な状態で上がってくるかも、届く前から調べてたのである程度想像はついていた。要するにネガフィルムは元々反転画像で、本来ならネガは赤みが強い。

 

そのまま写真に撮ると極端に言えばこの様な感じだ。(デジタル撮影を反転している)

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要するにネガで明るい部分は暗くなるし、寒色は暖色に変わる。

 

今回上がってきたネガはというと全体的に青い。そういう仕様のフィルムだ。

それによって必然的に反対色の赤が主体の色となるのだ。

 

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極端にいうとこんな色。

 

ただ、だから反対色でデータが上がってくるというのはラボ屋のさじ加減で、実際はセピアカラーのように全体に色が失われているわけではないので、現像段階ではフィルム自体どこのラボ屋でもこういう風に上がり、それをデータ化する時に補正をするかどうかにかかってきそうだ。要するに機械任せだとこうなる。

デジカメでいうホワイトバランスが振り切っている状態とみていいと思う。

 

なので自分で補正を試みる。せっかく頂いた大切なフィルムだしね。

 

しかし、さらにこのCN200というフィルムはそれだけではなく、取り扱いがデリケートだ。どの段階でそうさせたのかはよく分からないが、1コマ目、2コマ目と後半の色味が違う。

 

その様子がこちら。

 

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こちらはネガをライトボックスに置き撮影したもの。同じフィルムとは思えないぐらい色が違うのだ。

下の2コマの色味が本来の色味でグレーがかっていて、最初の1コマ目はもの凄く青く、2コマ目の半分までが青、そこから次第にグレーに落ちているとう印象だ。

 

このフィルムは8度管理推奨とされていてそのせいかもしれないし、もしかしたらラボ屋の取り扱いによるものかもしれないし、定かではない。

(このフィルムは室内で装着し、像も残っているので感光ではないと思う。)

 

これによって補正は難儀した。

 

結論からいうと1コマ目はどうにもならない。(フォトショップで加工するなら別かもだけど)ホワイトバランスが右と左で違うのが主な理由だ。

※自論だけど加工と現像は別で、普段の撮影データの写真をいじるのはライトルーム内に留めると決めている。

 

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そしてこちらが自分でライトルーム内で補正して出てきた絵。

なかなか味わい深いものとなった。

 あの色の中にここまで色が残っていたのだから、ラボ屋の現像に対する思い入れはその程度なのだろう。

※それでも安く上げてくれるラボ屋はありがたいと思っているので、要するにどう使い分けるかだ。

 

だけどだ。だとしたらフィルムの色味とはなんだろう。

 

この仕上げだっておそらく色々なラボ屋に出せば、出した数だけ仕上がりが違うはずだ。現にフィルム写真を撮っている知人たちは、各自好きなラボ屋を知っていて、そこに出す。

どこに出しても同じ仕上がりであれば、安いに越したことはないわけで。

 

自分でももっとコントラストを上げようとすれば当然上がるし、彩度もしかりで、ある程度自在に調整は可能だ。

 

結局の所、手焼きで印画紙に露光し、化学変化によって色を再現させるような場所でなければ、現像したフィルムはデジタルで調整されるわけで、本来のフィルムの色味は分からない。更に言うならその手焼きですら「覆い焼き」や「焼き込み」といった熟練の作業によって色味は変わる。そう考えたら現像に出してデータ化された写真というのは最終的に誰が色味を補正するか(大半は機械任せ)というだけで、ラボ屋に任せても納得いかないのなら自分でやったっていいのではとすら思うし、デジタルのRAW現像となんら変わらないのかもしれない。じゃー正解はなんだ?

もちろん元となるフィルム次第でその仕上がりは左右されるだろうし、フィルムの風合いというのはデジタルで再現できないほどの色気もある。

 

なので自分は今後、上がってきたフィルムデータに対し、再補正というのも有りかなと思っている。

 

それを踏まえて今後もフィルムを楽しみたいと思う。

 

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雨を撮ってみた事はあるか。

GW最終日、みなさまいかがお過ごしでしょう。

 

ここで白状するがここ数日、何もなかったかの様に記事の進行は進み、旅の温度も感じなかったはずだ。なんせ出かける前に全部書いて予約しておいたのだ。

 

実際のところは滋賀で車を借り、福井から京都、滋賀の順に琵琶湖を回る様な形でぐるりと旅をしてきた。走行距離800km前後。まぁ格別多くもないけどその間ほぼ渋滞に巻き込まれなかったので非常にツイていたと思う。

 

旅は最終日を除き全部晴れていた。

最終日のみ途中2時間くらい雨が降っただろうか。多少濡れはしたものの、おかげで人がまばらで歩きやすかった。

 

今日は明日から始まる日常への充電期間と思っているので、旅の事は特に触れないけど、その旅先で雨が降った時の写真。

 

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なんとなく雨を撮ってみた。

雨を撮ってみたのも記事にしたのも二度目だけど出先の天候も楽しみの一つって事で。

上の写真じゃよく分からないと思う。

 

なので一部トリミングしてみたのがこちら。

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F8 1/1600秒 ISO6400

雨天の光量だと雨が十分に止まらず、少し雨が流れている。

雨は1/1600秒では止まらないらしい。

 

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F5.6  1/5000秒 ISO6400

続いてはこちら。

望遠レンズに切り替え、解放気味でシャッタースピードを上げる。

 

今度は深度が浅いためか雨がはっきり写らない。

 

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同じ設定で、もう少し暗い部分を撮ってみるも、やっぱりはっきりとは分からない。

 

 

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仕方がないので、ピントをマニュアルにし雨に合わせる。

 

そして気づいたんだ。

 

出先の寺で何をしているのかと。ふと我にかえり雨宿りを辞めた。

そんな旅の最終日。

本当はしっとりとした感じを撮りたかったんだけどね。

 

道中の写真、フィルムが現像から帰ってきた部分に対する件はまたおいおいで。

両極端。

それは4月の最終日。

例のメッセージ性のフィルムをもらった時の話。さっそく使わせて頂いたブローニーフィルムに像を写してくれるボディはmamiya RB67。

重さは三キロを超え、スナップにはとても不向きなスタジオカメラ。

※ウエストレベルファインダーのものだとプリズムの重さがない分、マイナス一キロくらい。

 

そいつは外に持ち出すと、ぶら下げるというよりは抱えているといったイメージで、街中を歩くと、すれ違う人はやっぱり目線がカメラに行くし、カメラを持っている人も目を丸くする事もあるくらい目立つ。PENTAXの中判機ですらバケペンという異名を持つくらいなんだから、プリズムファインダを搭載したmamiyaはそのバケものよりさらにデカイ。

それでいて一本のフィルムで撮れる写真枚数は10枚だ。

 

そんなmamiyaには135mmというレンズがついている。

中判だから35mm換算だと70mmいかないくらい?

 

要するに標準域よりちょっとだけ望遠寄り。

そういう画角で写真を撮るとポートレートでもないかぎり、たいてい何かを切り取るという感じになりがち。少なくとも、道路の反対側から建物を端から端までという撮り方は出来ない。

 

そこで持ち出したのが、写ルンです。物心ついてから2度目の登場だ。

前回はスノボ用だったのでむしろスナップに持ち出すのは初めて。

 

頂いた特別なフィルムを入れた、もの凄く重厚感のあるmamiya RB76に対し、レンズ付きフィルムというもっとも簡易なカメラ。

その両極端なバランスにちょっとニヤけながら、その日は相変わらず色々撮りまくった。特にためらわずに。いいなというものに対し大事に撮ると、いつ撮り切るか分からないので、その兼ね合いが難しく。

 

そんなこんなでその日に撮った本数はブローニー3本と写ルンですまる1個。

一日でそんなにフィルムを撮りまくることもなかなかない。

あ、珍しくデジタルがお留守番してたからか。

 

そして翌日には現像に送ったので、後何日かすると上がってくるはず。

GWも終わりに近づいているのにまだ楽しみを残しているって所に幸せを感じる。

 

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写真はMX で撮ったFUJI C200によるもの。

前ピン、後ピンとシンメトリー。

変な写真をアップして申し訳ないと思いつつ、たいてい変な事しか書いてないのでいつも通り。

 

写真はとあるキャンプ場のトイレ。

入り口からこんなになんの隔たりもないトイレも珍しいと思う。

 

その辺の気の利かなさもキャンプ場という場所がらなのだろうけど、そういうチープさは結構好きだ。

 

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入り口から見渡せるトイレの空間は潔いくらいにシンメトリーでついつい写真を撮ってしまった。前ピンと後ピンどっちの写真もなんか好きだ。

 

でも一歩間違うと変質者。注意しなくてはならない。

気が大きくなった件。FUJIFILM C200

先日同じくはてぶろをやっているアムロさんの写真を参考にし、FUJICOLOR C200というフィルムを買った。 値段が安く、表現される青の透明度が凄く好みだ。

同じくPRO400Hも好みなんだけど、そっちは値段も3倍だ。

 

ただ販売店が少ないように思う。なのでAmazonで買った。

Amazonでも10本パックのみ。

  

 

今のご時世、フィルムも次々に製造が中止されいつ手に入らなくなるかも分からない。フィルム写真というのは常にそういうヒヤヒヤがついて回る。だから買える時に買うっていうのが得策だ。で使ったこともないけど10本まとめて買ってみた。一本単価388円。いつも購入するフィルムの3分の1と考えれば安いもんだ。

 

 

で、今日のタイトル。気が大きくなった件。

 

本来フィルム写真ってデジタルに比べ、一枚一枚を大切に撮るものだけど、一気に10本も手にして、しかも早く仕上がりも見てみたいなんてなると、凄く気が大きくなる。

 

よってしょうもない写真を量産し、あえて戒めのためにここにアップすることにした。

本日はあえてのナニコレ写真アップの回。

 

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1枚目のナニコレ。

ナニコレだけに自分でも説明つかないんだけど、この何か良く分からない逆U字の黄色いものを撮ったんだ。

 

 

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2枚目のナニコレ。

何がしたかったのかは分からないけど、被写界深度のテスト程度にはなるね。

 

 

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3枚目のナニコレ。

マイバイク「松風」。今家の壁が修繕中につき、隅に追いやられてる。

 

 

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4枚目のナニコレ。

もはや写メレベル。黙ってなに!?って気になるけど、俺も中身は見ていない。

そして今更気になっている。

 

ここまでは家の近所だ。家の周辺で済ませているあたり、本当何も大切にしていない。

 

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5枚目のナニコレ。

新宿駅で松田さんを撮ったもの。

 

 

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6枚目のナニコレ。

バンザイしているゴム手を撮ったもの。

 

以上、気が大きくなって撮ってしまったナニコレ集。

 

でもナニコレ的な写真だけど、こうやって並べるとこれもスナップのカタチかなとも思う。こういう肩の力が抜けた写真も面白い。

 

 

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ちなみに一枚目に撮ったのはこれ。

よく試し撮りに使う我が家の出窓。

 

 

アムロさんのおかげで、好きなフィルムが一つ増えた。

そしてこれからもC200で量産していこうという楽しみも増えた。

きたる連休。

今日からGW。自分も出かけているので省エネ運転。

 

今日の写真はその旅をイメージ。

 

 

したわけでもなく、たまたまだ。

 

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どこかの丘に馬の人形をぶっ刺して撮ったわけではなく、馬事公苑たまたまこういう構図で見える場所があって撮った一枚。

 

子供用教育番組的チープな絵となった。

電車内での暇つぶし。

ちょうど一年前の今頃。岩手県のマルカンデパートという商業施設が閉店した。そこには多くのファンがいて、その閉店を惜しんだ。

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去年のゴールデンウィークはそんな理由から岩手に向かう。

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愛のあるデパートの終わりが見たくて。

終わりの近いこのデパートはすでに省エネ運転だった。

その人の居ない哀愁が何とも感慨深い。

 

上層部には展望レストラン「大食堂」たるものがあり、閉店を惜しむ多くのファンたちでその最後を見届けようと賑わせた。

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デパートレストラン特有のレトロパフェの種類も豊富。

 

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懐かしむ姿の他に現役で今を楽しむ恋人たちもいた。

 

 

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俺もラーメンとソフトクリームを頂いた。

もうこの味を楽しめないのかと思うと、何とも言えない感情が込み上げ、一口一口ゆっくり味わった。

 

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 名前に恥じない大きな空間の食堂。

 

 

 

 

 

そんな俺はここに来るのは初めてだ。

なんの縁もゆかりもない。

 

以上、電車内でのひまつぶしでした。

 

※多くのファンの要望により、この大食堂のみ今年の2月復活したようです。

謎、深まる。

先日お礼と言う名のメッセージという記事を書かせていただいた。

 

撮り終えてから今更だが、その中の一本を調べてみると、更に謎が深まる。

Rollei Digibase CN200 PROというフィルムだ。

 

フィルムの知識なんて最初からないってのが、そもそもの原因なんだろうけど、どうやら取り扱いが凄く難しいのだそう。

 

今日はその CN200 PROの謎めいた部分を箇条書してみる。

 

・推奨保存温度8℃以下

(デリケート過ぎる。撮影後はすぐさまに現像するのがオススメらしい。)

・機械が自動的に補正するとおかしな色になる

(よってプロラボ推奨。その辺のラボ屋ですらフィルムの古さのせいにすることもあるんだとか)

・ネガ・ポジ・モノクロ現像兼用(もうさっぱり分からない)

 

どうだろう。この調べた内容。

調べたはずなのに特別有益なものはなかった。

 

 

そしてもう一度いうとすでに撮り終えているのだ。

正直8℃以下の保存なんて不可能だし、プロラボなんて使ったこと無い。むしろ早くて安い吉野家の触れ込みのような、ネット現像に送付済み。

伝え方も分からずおそらくネガとして現像してくるはず。

 

もうあれだ。後の祭りだ。

だけど、だからこそワクワクしている。大人になってからこんなナゾナゾ的な事はそうそうない。

 

アナログ撮影というのはただでさえ、仕上がってくるまでの楽しみがあるんだけど、今回のそれは格別だ。

 

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今日の写真は、先日何となく撮った写真。

まぁ、いつも何となくのが多いけど。

ラドリオとミロンガ。

先日の仕事終わり友人とご飯を食べた。

友人とうちの職場の中間地点神保町で。

 

 

神保町と言えばまず先にイメージするのは古書とカレー。

イメージ通り、書店とカレー屋は多く目にするんだけど、

実際はスポーツ用品店も多ければ、もしかしたら純喫茶も多いのかもしれない。

よく考えると古書の街、喫茶店が多くあるのは当然なのかもしれない。

 

そんな神保町の事を3月22日の記事で書いた。


純喫茶古瀬戸珈琲店。

 

 

話を戻すと、そんな神保町でご飯を食べお茶をするべく夜の街を徘徊した。

 

 

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表通りを避け歩いていると裏通りで色気のある路地を発見した。

そこは趣のある店が立ち並ぶ。

 

そう、今日のタイトル、ラドリオとミロンガ。(サッと撮った写真にその雰囲気を乗せれなかったのが残念。。。)

 

どちらも純喫茶だ。

※正確にいうとお酒を扱うこのお店は純喫茶ではないのかもしれない。

 

悩んだあげくラドリオの方に入ってみた。

古風でレンガ造りの昭和モダンという言葉がぴったりのお店だ。

 

【ラドリオ】

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そして店内はザ・昭和を連想させる想像通りのものだった。

平日の夜にも関わらず、多くのファンで賑わっていた。

どうやらここは夜になるとバータイムがスタートし、大人のための空間になるようだ。

 

 

 

 更に週末、改めてミロンガの方を訪れる。

気になると行動したくて仕方がない性分なのだ。

 

【ミロンガ ヌォーバ】 

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入り口でアルゼンチンタンゴの独特な音色が流れていて、懐かしい時代にタイムスリップしたかの様に錯覚させる。

 

 

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その音色は当然店内にも流れ、耳を澄ますとアナログ・レコード特有のノイズがとても心地よく、凄く特別な空間に身を置いた気になる。

 

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どこか時代に取り残された様な店内は他店にはない絶対的なものがあった。

 

 

終始途切れないお客のせいか、それとも自分の気の持ちようか、どちらの店もまともな写真を残していなかったのが悔やまれる。

 

それでもこの神保町という街、まだまだ掘り起こせば面白いものがたくさん出てきそうだ。気になった方はぜひ訪れてみてほしい。

メッセージ。

先日マイフォトブック、『この街から。』を読者の方から譲って欲しいという連絡を頂き、まだお会いした事もないけど、いつもこの場で楽しく交流しているし、むしろ見て欲しいなと思っていたので喜んでお譲りした。

 

それから少しして、先日家に不在票が入っていることに気づく。

そのお送りした読者の方からだった。

 

なんか逆に気を使わせてしまったなという気持ちになりながら、昨日予定を合わせて荷物を受け取った。

 

届いたのは角形4号程度の封筒。

なんか意外だった。想像していたのはちょっとしたお菓子とかそういうのだったからだ。

 

中を開けると三本の見たことのないフィルムと便箋。

このフィルムで写真を撮ってみて欲しいというお礼&お題だ。

 

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全くどんな絵が撮れるかも記されていないこのフィルム達。

中途半端なお返しなんかより、そのメッセージ性の強い贈り物に顔がほころんだ。

 

そして本日早速そのメッセージに乗っかってみる。

今手元にある35mmのPENTAX MXにはまだ撮りきれていないフィルムが入っていたため、中判カメラmamiya RB67を持って。

 

せっかく頂いたフィルムなのにどんな色味なのか特性もよく調べず、惜しげもなく色んなものを撮りまくった。

 

何が写っているのか、ちゃんと写っているのかも含め、楽しみが一つ増えた。

 

こんな素敵なメッセージをGW前に頂き、本当に嬉しく思います。

 

 

四万温泉。

以前スマホゲームが流行り始めて、今ほどゲームのクオリティや種類も多くなかった頃、ぐんまのやぼうというゲームがあった。

 


自分は群馬県人でもなければゆかりも特にないけれど、なぜかこのゲームを制覇した。

そう、群馬という県が好きなのである。

 

北海道という他県に行く機会が最も少ない地で育ち、北の大地を離れるだけで壮大な旅だと思っていた頃に、フェリーで海を渡り自らの運転で群馬に降り立った事すらある。

 

そんな群馬県は自分の中の好きな県ランキングで3本の指に入る。

 

 

今日はそんな群馬県の中で最も好きな四万温泉のお話。

 

まず群馬県といえば言わずと知れた温泉大国である。

自分は北は当然北海道から、南は九州まで名のある温泉地9割は行ったと思う。

その中でもダントツで群馬が好きだ。正確にいうとだから群馬が好きなんだけど。

 

有名所で言えば、草津伊香保という名前がすぐに出るが、他にも水上・万座・老神等本当に沢山の温泉地があり、それぞれの表情がある。

その中で一番好きなのが四万温泉

 

年に2度ペースで泊まりに行くくらい好きだ。

 

上毛かるたでは世のちり洗う四万温泉と詠われていて、国民保養温泉地第一号の指定を受けた。

泉質は硫黄塩泉で四万の病に効くという説がある。

 

四万温泉は四万川沿いに宿が連なっているんだけど、まずその四万川が凄い。

中之条方面からロマンチック街道を走っていくと、左側に現れ、

利根川支流の一級河川なんだけど、水が怪しいくらいに青い。

 

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写真は四万川と四万湖・中之条ダム

 

 

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その後、四万の甌穴(おうけつ)というちょっとした観光地を越えるといよいよ四万温泉だ。

 

 

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四万温泉の良さはこの写真でも伝わる静けさにある。草津伊香保の様な賑やかさ・観光地的な媚がない。

 

 

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こちらが川沿いに並ぶ宿、の裏側。

 

それでいてただ過疎っている訳でもなく、どこか凛とした町なのだ。

 

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知る人ぞ知り、その穴場感から放たれる開放感がとても心地よい。

 

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少し中心に歩くと温泉地特有のノスタルジーな繁華街も。

 

 

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その中に懐かしのスマートボールが楽しめる所が。

客の入り次第だけど、基本一人目の客が入った瞬間に、店のおばちゃんが演歌をかけだし、途端に賑やかになる。

 

 

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メンドくさがりで味のあるおばちゃんは常に手に孫の手を持っていて、それでルールを説明する。

 

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懐かしのとか言っておきながら、幼少期スマートボールにハマった記憶はなく、物心がついた頃には廃れたので、遊んでみると意外と楽しい。

 

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スマートボールの羽はなかなか開かなくても、おばちゃんの心を開くと、時々お菓子を分けてもらえる(おばちゃんの気分)。

 

 

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人里離れた場所ゆえに当然こんな場所も。

 

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こちら、四万温泉のシンボル。積善館。

 

 

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千と千尋のモデルになったという話が有名だけど、真偽のほどはよく分からない。

 

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そしてこの四万温泉という場所、他の温泉地に比べ比較的リーズナブルで宿泊時のご飯は豪華に感じる。

朝食時にも火の物がつくのだ。そのちょっとした心遣いに感心させられる。

ちなみに泊まるなら四万館がおすすめ。

井伏鱒二太宰治等著名な文豪が何度も足を運んだんだそうだ。

 

ぜひとも一度足を運び、四万の情緒を感じて欲しい。

 

それでは四万温泉で会いましょう。

 

※GW俺はこの地にはいません。北陸方面に旅立ちます。

『この街から。』<『君の住む街』

 

昨日会社の帰り、表参道ヒルズに寄って写真展を見てきた。奥山由之という写真家による、5月2日に発売される35名の旬な女優を撮り下ろした写真集の出版によるものらしい。

 

展内は撮影OKだったので多少写真を撮ってきた。

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さすがいい写真撮るなーなんて思いながら見て回る。

 

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俺の好きな多部ちゃんも35人の中に入ってたりなんかして。

 

 

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中にはコンビニっぽくあしらわれた販売ブースも設置してあって、買って帰ろうかななんて思いながら立ち寄った。コンビニ名は「kimimachi」。

 

ん?

 

なんとなく自分が作ったフォトブックとかぶる。

 

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並んでいる写真集をみて驚いた。本の大きさが一緒だ。

本のタイトル「君の住む街」。

 

これあれじゃん。完全にコンセプトとか俺がパクったみたいじゃん。

この人に刺激されて作ったみたいじゃん。

 

どんなに先に作ろうと知名度で敵うわけもなく、田舎町のただの北見の本が著名な35人の旬な女優と渡り合えるわけもなく、奥山由之さんファンの人が、何も知らないで『この街から。』を手に取るような事があれば、おそらく鼻で笑うことだろう。

 

なんとなくいたたまれない気持ちになった。

 

そんなマイフォトブック『この街から。』、

近日北見図書館にて貸し出しが開始されます。

お近くの人はぜひ手に取って鼻で笑ってください。

 

いないか。このブログ見てる北見の人なんて。

 


 

奥山さんの写真集はこちら。5月2日発売。

さすが今を輝く写真家。ポラロイドカメラで撮影した本誌は、全ての写真が身近に感じ、独自の奥ゆかしさに、表現としての色気を感じます。

 

PENTAX × PORTRAIT。

 

 

久しぶりのポトレフォト。

同じ素材をどう落とし込むかは撮り手次第。

 

友達同士で写真を撮りに行くと同じ場所でも違うものを撮ってきたり、同じ被写体でも違う表現の仕方だったり。そういうのが個性で、カラーで、面白い。

 

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同被写体による実験的アップ。